バーンスタインの名作、WestSide Strory から3曲目
天才バーンスタインの不朽の名作「West Side Story」
全曲やりましょうと、KTさんと始めたこのシリーズ3作目です。
この劇中でもとても有名なシーン・歌で「Balcony Scene(バルコニーシーン)・Tonight」です。
静かな導入から、クライマックスまでの音圧の差がとても大きく、テンポも途中で大きく変わります。
普段、POPS、Rock、Jazaを歌ってるのと比べると、この手の静かでエモーショナルな曲はとても難しいです。
なにしろ、ドラムスやベースといったリズムキープしてる楽器がいません。また、心の流れそのままに、テンポ自体がリズムキープさせる曲想じゃないですし。
さらに今回は、マリア役を、ミュージカルでこれまで度々一緒に歌わせていただいた、たんぽぽさんにお願いしました。
ネットを介して、3人でコラボしたわけですが、前述の通り、リズムキープしている目印・耳印がないわけです。
僕はKTさんからいただいた音源で、クリックの入ったバージョンもあったので、そのクリックの波形を指揮棒に見立てて歌入れしました。また、こういうやり方に慣れているのもあって、まぁなんとか。
たんぽぽさんは、DTM、DAWは詳しくなくて、ほとんど耳と記憶で歌われているので、合わせるのがすごく難しかったと思います。
台詞も英語とスペイン語で、ここは最終敵に僕が楽譜に記載のタイミング、ミュージカル映像のタイミング、たんぽぽさんの発声をそれぞれ比較しながら、座りのいいところにはめ込みました。
尺もそこそこ長いし、特別な曲でもあったので、難しさもありましたが、とても良い経験になりました。