青風窯・cafe 土花土花
このところ、沖縄も天気がとても良くなってきた。先々週の土曜もいい陽気に誘われて、恩納村の「土花土花」というカフェに奥さんと出かけてきた。
青風窯・cafe 土花土花
OIST(沖縄大学院大学)という、比較的新しい先端教育機関からほど近い、高台にあるこのカフェは、陶芸窯とその体験教室、陶芸を展示販売するギャラリーに、ピザとカレーがメインのカフェが併設されている。
天気もよい土曜日だけに、14時過ぎというランチもそろそろはけるかな・・・って時間に行ったのだけど、7~8割は席が埋まっていた。 斜面にたつ建物なので、入り口が2階部分で、カフェとギャラリー。屋根裏というかロフト部分もギャラリーになっている。地階が陶芸の工房。
そんな構造なので、カフェ・ギャラリーは天井が高く、海を臨む西向きは開放されていて、テラスにテラス席もある。
この日は、日差しこそ暑さを感じるが、風は北よりで日陰にいるとちょっと肌寒いくらいだったので、室内の席に陣取った。
眺めと、開放感こそがこのカフェの一番の美点ということで、メニューはけっこうシンプル。ピザが2種類に、カレーがあるくらい。最近体重増加に気をもむ僕達夫婦は2人でピザ1枚で十分だろうと、ピザとドリンクだけ注文。
もう1種類のピザはシンプルなマリゲリータだったかなぁ・・・ちょっと記憶が曖昧・・・
ピザは軽めにクラスト。厚ぼったくもなく、薄くもなく、食べやすい。味は普通から。問題はないけど、びっくりするほど美味しい・・・というほどでもない。
このロケーションでこんな天気の日に食べに来るから、美味しい!という感じ。
テーブルに乗る備品も、もちろん陶芸、ここの作品なんでしょうね。こちらの紙ナプキン立てに使われているマグカップにはトントンミーがあしらわれています。
テラスから見える、東シナ海の眺めはこんな感じ。
やや遠くに見えるんだけど、高台からなのでちゃんと海のグラデーションもよくわかる。
ピザを食べ終わって、同じ室内に展示してある陶器をちらちらと観てみると・・・
よくある、皿、花瓶などの食器以外に、こんな遊び心あふれるインテリア系も多い。こちらはスタンドランプ。
こっちは、一輪挿しにもいいし、香炉にも使えそう。
階下にある陶芸工房での体験は、ろくろを使うものから、簡単な絵付けまで、いくつかコースがある。時間はコースにより40-60分、料金は1600円~3000円だった。
もちろん、要予約。そのうち、こういう体験モノもやりたいんだけど・・・今まで全然ゆとりがなかったからねぇ・・・
これから少しは、できるかな・・・
OISTに近いだけに、滞在中にもOISTのIDカードをぶら下げた人たちがちょろちょとと来店している。こういう店はあまり地元の人はなじまないのも沖縄風。地元の人はもっぱら近場の居酒屋とファーストフードが多いから。
しばし風にあたりながら、次の用事を済ませに、店を出た。
ここはなかなか気持ちが良いカフェだった。ちょうど、北部の(観光客に人気の)有名店「花人逢」のような感じ。内地(本土)から友人が訪ねてきた時にも案内したらよろこばれそう。
この表札というかお店の玄関に下げられたプレートも陶板で、この柄の花器も販売していた。青のグラデーションがなかなか綺麗だったよ。
といいつつ、先日購入したのは別の工房のこちら・・・
これはウチの地元うるま市平良川になる「風工房」さんのお皿。
女性作家さんなんだけど、この透明感のある青地に星を散らしたデザインというか、作風が特徴。
ほかに、マットなピンクのシリーズもあるんだけど、今回はこの星シリーズが気に入って、奥さんのネイルサロンで使わせてもらいます。