北中城のグランブルー
６月はまるまるブログの更新をサボってしまいました(-_-;)
さて、先日のランチは、北中城の高級外人住宅で営業している、グランブルーに行ってみました。
実は僕の誕生日で、嫁さんがおごってくれたのでした(*^_^*)
このエリアというか、通りは、山の頂上部分に位置しています。
（大昔はヒルトンだった）ホテル、コスタビスタがある通り。
通りを挟んで、T字路奥には、米国総領事かなにかの大邸宅があり、その門前のようなカタチで、ちょうどカリフォルニアのちょっとハイレベルな住宅街のような町並みになっています。
このグランブルーも、そうした外人住宅の高級版の一軒を使って営業しています。
山の上にあるので、店内に入り奥まで抜けると庭になっていて、そこからは中城湾や太平洋方面の海を見渡せます。
テラスにも席はありますが、いわゆるオープンスペースではなく、屋根（ひさし）、ガラス戸で囲まれているので、雨でも大丈夫でしょう。
その他、普通のダイニングスペースの他に、家を使っているだけあって、個室もあり、こちらは10人くらいまで、プライベートな会食に使えます。
おもしろいのは、畳の小上がりというか、一段高くなった畳スペースがあるのですが、そこにもテーブルが２つセットしてありました。
ランチ時のメニューは、パスタ類が数種類、石窯で焼くピザも数種類。
他には本日の魚コース、肉コースといったところ。
アラカルトも若干あったようですが、コスパのよいランチのコースにしました。
ドリンクとサラダはサラダバースタイルで、野菜の種類は多いとはいえないけれど、「たんかん」のドレッシングがあって試してみたところ・・・
なかなかフルーティでおいしいドレッシングになっていました。
タンカンとは、沖縄の柑橘類で、みかんに限りなく近い、ちょっとオレンジ味がするみかん・・・といったらいいかな。
そしてスープは、ミネストローネ。
薄味の多い沖縄ですが、ここのミネストローネは日本人に一番しっくりくる塩加減じゃないかな。
びっくりするような味ではないけれど、具もバランスよく、おいしくいただけました。
メインは僕が本日の魚・・・
今日は、真鯛のトマトソースでした。
沖縄で魚を洋食で頼むと、よく水臭いというか、ヨード臭いというか・・・そういうのが割りとあるんです。
多分、水温や太陽光の強さのせいで、海藻類の光合成が進み、ヨード系の成分のなにかが強くなり、それを食べる魚やその魚を食べる大きな魚も、時期によりその匂いがつくのかもしれない。
本土でも、スズキなどは８月くらいになるとヨード臭くなり、良い店では出さなくなるんだけど・・・
これもきちんと季節とその影響を料理人が理解しているから。
で、ここの真鯛は臭くありませんでした。
微妙に、その気配がありそうなギリギリのところを、うまく皮側を香ばしくパリパリに仕上げて、あとはしっかりしたトマトソースを合わせて弱点を見事に消している感じ。
触感もよかったし気持よく食べられました。
嫁さんは、本日のお肉コース。
豚バラのなんとか(^_^;)巻と聞こえたんだけど・・・よく覚えていない。
いずれにせよ、豚バラのソテーです。
豚肉でステーキ風にするときは、ロースが多いけど、豚バラできたのは面白いですね。
固くなりやすい豚肉なので、案外豚バラ、いいかもしれません。
噛みごたえもいい感じでしたし、ある意味、ロースより噛んで味が染み出してくる感じなので、おいしかったです。
デザートは、ベリーとパンナコッタ。
パンナコッタ、食べたかったんだけどなかなか提供しているところが中部では見当たらなくて・・・
久しぶりに食べられて、うれしい(*^_^*)
さて、このランチコース、お値段を書いてませんでしたね。
お魚のコース、お肉のコースとも、それぞれ1380円でした。
サラダバー、スープ、パン、メイン、デザート、ドリンクすべてついていて、こういうロケーションなので、コスパ高いと思います。
店に入ったのが13:30と、やや遅めだったので当日いきなりで入れましたが、週末は昼・夜ともけっこう混むので、予約してから行くことをおすすめします。
満足して店を出て、帰宅途中にネコがいる花屋があるので、そこでネコを観に（花を買いに）寄って、今日のイベント終了！
嫁さん、ごちそうさまでした。
グランブルー
http://www.grandblue-okinawa.com/