今通勤に使っているクルマは、ホンダ・アクティバン。

4ナンバーのいわゆる軽貨物。

 

通勤なら、同じ軽自動車でも5ナンバーの乗用車の方がずっと走りやすいんだけど・・・

もともとレーシングカートの格納庫兼トランポ(運搬車)として購入したから、一番安くてベーシックな貨物仕様になったという経緯がある。

 

ところが3年前に難病発症・・・10日ちょっとで20kgも体重は落ちるわ、人生初めての入院生活に陥り、結局カートは売却。実質的にカートは引退ということになってしまった。そして手元に残されたのが、この軽貨物。

 

さて、アクティ君、その後3年10ヶ月で、走行距離は49300km。

狭い沖縄の中で、ほぼ通勤と休日の買い物に使っているだけにしては、そこそこの走行距離ではあるかな・・・

 

そのタイヤが先日ヤバイことに・・・

 

もともと新車で装着されていたのは日本製のダンロップ。サイズは一般的な軽貨物サイズなんだけど、強度がPR8(普通のはPR6)というちょっとマイナーな仕様。

これ、アクティのエンジンがミッドシップでリアヘビーなせいかもしれないけど、標準で指定されているタイヤのエア圧はフロント2.1kgにリアが4.5kgという超変則パターン。なので、8PRなんてタイヤが指定されているんでしょう。

 

そのダンロップタイヤ、この手のクルマにしてはなんだか寿命が短い気がする・・・

もう40000キロを超えたあたりから、特にグリップは低下していたし、サイドウォールも劣化・硬化してきた感じがあった。

 

ちょっとした小雨で路面が湿っただけで、緩い登りの発進では、1速はもちろんだが、2速、そして3速シフトアップ時までリアタイヤがホイルスピンするほど。

ほんとにグリップが無いタイヤだった。

 

で、49000キロを超えたあたりから、更にゴムの硬化が感じられるようになり、これはそろそろバーストするかもしれない・・・と気になってきたところだった。

 

この日は土曜の通院で運転していたんだけど、診察が終わり帰宅の途中で「そろそろヤバイタイヤだし、どれくらいヤバイか負荷かけてみようかな」なんてちょっと遊び心で急発進や、コーナーリングでもちょっとグキグキ言い始めるあたりまで攻めて感触の変化を観察してた。

そしたらいよいよ真円度がおかしくなってきて、タイヤの転がりに微妙なバイブレーションが出てきた・・・

 

そろそろこの辺にしておくか・・・と思った矢先に「パンっ!」

来た(^_^;)

 

タイヤバーストダンロップJweb.jpg

 

あ~あ、帰宅途中でよかった。家から近くて良かった・・・

って、言ってる場合じゃないか・・・

 

スローパンクならまだしも、一気に破裂させたからなぁ・・・

仕方ないのですぐそばにあったスタンドの端っこを借りてとりあえずスペアタイヤへ交換。

スタンドでタイヤ1本の値段を尋ねると・・・

 

「8PRは在庫がないんです。注文すると1本1万1000円です」だと・・・たっけぇ~

この性能、このサイズ、そしてこの用途のタイヤの値段とは思えない(T_T)

 

タイヤバースト.jpg

 

とはいえ、4本まんべんなくヘタっていたんだから、1本破裂したってことは補他のタイヤもそう遠くない将来、同じ状態になるのは見えている。これは仕方ないな・・・と、ひとまずスタンドでタイヤはオーダーせずに一旦帰宅。

 

ここ7~8年、タイヤ購入している通販で見繕って発注・・・

届いたのがこのタイヤ。

 

タイヤシンガポール全体Jweb.jpg

 

シンガポール製のRADARというブランド。

サイズ・スペックもちゃんと145R12/ 8PRで、なんと1本2990円!

 

実はこれまで、もう1台のクルマ、コペンには台湾製のナンカンというタイヤを3セット連続で使ってた。これがまぁ、3200円位の激安なんだけど、純正指定のブリジストン・ポテンザより全然いいんだよね・・・ドライグリップもWETグリップも勝ってるんだわ・・・びっくり。

 

今回はハイパフォーマンス系ではないので、台湾製ナンカンもアクティ用サイズあったんだけど、違う東南アジアのメーカーを試してみたくて、シンガポール製にしてみた。

もちろん、生産国で大陸中国と、韓国は除外ね。命も惜しいし、嫌われてる国のもの、あえて買うきにもならないし。

 

さて、このシンガポール製タイヤ。装着直後はなんだかゴムマリの上に車体が乗っているような、ポンポン跳ねる感じが強かった。タイヤだけに感覚を向けても、トレッドの上にサイドウォールが乗ってクッションになりながら、横方向の動きにはある程度ケース剛性があってしっかりトレッドが踏ん張っている・・・という感覚が全然ないの。ハンコックなんかもそんな雰囲気があるから、似ているかも。

 

でもしばらく走っているうちに、そんなフィーリングにもなれた。慣れてしまうと、そこそこのグリップで、値段考えたらまぁいいんじゃないかな。あとは耐久性だね。以前のライン装着タイヤである日本ダンロップのは、まともな感じで使えるのが2年4万キロくらいかな。それを3年弱、5万キロ弱引っ張ったわけだけど。

 

というわけで、これからはロングランでテストしてみようと思う。

 

そうそう、高速走った感じでは、真円度は特に問題なさそう。もっともノンターボの軽貨物だから5速7000回転のレッドゾーン手前で巡航したって120キロ出ないから、高速もへったくれもないんだけど、最初のゴムマリ感覚からしたらもっとブレるかと思いきや、意外と問題なく走れる。

もちろん、もともとアクティバンというクルマ自体が直進性はあまりよくないので、高速走行はそれなりな程度ではあるけど、少なくともタイヤのせいで更にひどくなるってことは無くてよかった。

 

因みにこちらがコペンが履いている、台湾製・ナンカンタイヤ。

これ、ほんとにオススメです。

 

タイヤナンカンポコペンJweb.jpg


 

そのコペンも、もう9年で13.5万キロ・・・かなり車体のあちこちがヘロヘロになってきてる。

つい先日も、急に3気筒のうち一つが死んで、振動は出るわ、パワー無くなるわ・・・

この時も僕の通院の帰り道だったので、負荷をかけないよう病院から戻って、購入店に電話、「多分、点火系が1気筒死んでる」と伝えてから工場へ移動。予想通り、1気筒のイグニッションコイルが死んでた・・・嫁さんが乗っている時じゃなくてよかった。

 

嫁さんが乗っている時といえば・・・

嫁さんが普通に道路走っていた時、横道から出てきた老人の運転するクルマがふらふら大回りしてきやがって、センターラインオーバー、コペンのフロント部分に突っ込んできた。

 

この時も、嫁さん、「こっちの運転だらしないから、はみ出してきそう・・・」とかなり減速していたので大事に至らなかったのでまだよかった。それでもこのビフォー・アフターだった。

 

201503ポコペンビフォーアフターJweb.jpg

 

左がビフォー。保険使うのも痛いレベルだったので、日曜日に自分でバフィングしたら、そこそこ復活してくれて、今もこのまま乗ってる。

 

乗り物ネタついでに・・・

 

こないだの日曜日、なんと2年6ヶ月ぶりに、カートに乗ってみた!

 

2015-10-04 13.48.03.jpg

 

ちゃんとしたサーキットが皆無となった沖縄なので、走った場所は、観光地の駐車場の奥を借用して、古タイヤでコースを作った小さなレンタルカート専用コース。

ここを普通のレーシングカートで走るもんだから、1周22~23秒・・・ もう、体が休まるストレートはないし、路面あれてて左右だけじゃなく上下にも首、取られるし・・・ 1本目は10周でギブアップ、休憩のあと2本めは5周でアウト・・・かなり長めの休憩挟んだ3本目は3周で首が支えられなくなって、本日の走行を終了・・・・

 

やばいよね、ここまで筋力おちているの、予想はしていたけど、実際に走ると危機感を覚える。

 

この変な絵は、走行後の夜すでに現れた筋肉痛の激しい場所+内出血してアザになってる箇所・・・(-_-;)

 

2015-10-07 00.35.05のコピー.jpg


 

カートで使う筋肉って、ほんとに全身運動なんだよなぁ。

その中でも特に首は、カートのるしか鍛えようがない、水平方向の前後左右の加速度。これはバイクや飛行機乗りと異なる最大のポイントかも・・・バイクも飛行機も旋回時はバンクするから、Gは縦がメインだからね。

真横のGは、普通に生活しているとまず経験できないから、よほど意識して何か工夫しないと鍛えようがない。