亜熱帯気候の沖縄、いわゆる南国といっても、ハワイの一部のようなさわやかな暑さとは対極的。
とにかく、もわぁっとした湿気、これが特徴だよね。
那覇空港に着陸し、ドアがあいて搭乗口の通路に出たとたんに、メガネをかけていたら間違いなくレンズが曇る、あの湿度。
とはいえ、暑いのは嫌いじゃない。だから移住してもう13年目になろうかとしているわけだし・・・
ただ、昔の人・昔の生活の中では、沖縄の暑さも慣れで済ませられることかもしれないが、今時の、生活のために会社勤めをしなければいけない身にとってはエアコンなしというのは考えられない。
というわけで、今のアパートに越してきて3年、やっとエアコンの掃除を業者に依頼した。
そもそも大東建託の物件なもんで、たいしたエアコンのハズがないよね。富士通製なんだけど、特に高級とか高性能という機種ではない。
それでもそこそこ冷えるので、まぁ沖縄の今の暮らしには十分なんだけど、さすがに3年経過して、外からみても内部にホコリやそいつが固まったのでは?と思うような汚れが見えるようになってた。
前回は、以前の住居のエアコン清掃で、たしか数年前だったかな・・・
その時よりは簡単そうに、手早くやってくれた気がする。
こういうサービス業のノウハウも進んでいるのかな。
で、お決まりのビフォーがこちら。
なんかヘドロというか、洗濯機のフィルターにつまった鼠色の塊のようなよごれがフィンやらあちこちにたくさんついてる。((((;゚Д゚))))
それをカバー類を外して、ビニールシートで洗浄液が全部バケツに回収されるようにセッティングして高圧洗浄機のようなもので洗うんだね。
洗浄後のバケツの水はほぼ真っ黒・・・
その汚れの主成分が、たんなるホコリ系なのか、それともカビ類なのか・・・すごく知りたかったんだけど、聞きそびれてしまった。
とにかく、アフターはこちら。
高圧洗浄機によるこの状態で外部からの噴射洗浄で、いったい内部がどこまできれいにできるのかはわからないけど・・・
それでも目に見える部分はけっこうきれいになってるみたい。
で、洗浄後のエアコンの効きですが、正直、冷える度合いは変らない。というか、変わらない気がする。違いはわからない。
ところが・・・
電気代はけっこう安くなった。
というか、洗浄前とまったく同じ条件で使っていないので一概にはいえないんだけど、なんと4から5割安くなってる。
その大きな理由はたぶん洗浄したことよりも、エアコンを24時間つけっぱなしにするようになったことみたい。
以前はこまめにエアコンを消していたんだけど、最近のエアコンはつけっぱなしのほうが大電流を使わず電気代が安いというテレビの情報をみて、今年に入ってからつけっ放しに切り替えた。
最初は電気代のことなんて意識していなくて気付かなかったんだけど、ここ3~4か月、エアコン回しっぱなしなのに電気代が去年や冬、春先に比べて安いことに気付いた。
沖縄はすっかり夏モードなので、いいかげん電気代も上がってきている時期なのに、昨年夏の半額とまではいかないけど4割くらい安いのでびっくり。
エアコンの設計年次や、使用条件にもよるから一概に言えないだろうけど、ほんとに最近のエアコンの省エネ設計ってすごいなと思い知らされた。こういう機能改善を世界に先駆けて実現できているうちは、日本の製造業は大丈夫だって感じた瞬間でもありました。