山信商事の試飲会に行ってきました。「原酒から利くシャンパーニュ~マイィ・グランクリュ」というセミナーがあり、シャンパーニュ・マイィ・グラン・クリュChampagne Mailly Grand Cru 4種類のシャンパーニュと3種類の原酒ワインのテイスティングをするという大変ユニークで有益なものでした。http://www.oenon.jp/mailly/index.html  


講師の雑記 マイィ社 http://www.champagne-mailly.com/  の経営責任者ジャン・フランソワ・プレオ
Jean-François PRÉAU氏と醸造責任者エルヴェ・ダンタンHervé DANTAN氏の二人が説明をしましたが、最初に「この様な原酒の試飲するのは、普通はシャンパーニュのマイィ社を訪問しないと経験できない」との話がありました。


1.格付けクリュの村は全部で319あり、そのうち、グラン・クリュは17、プルミエ・クリュは44、その他が258ある。


2.マイィ社は、モンターニュ・ド・ランスMontagne de Reims100% cruの村マイィMailly-Champagneにあり、このマイイ村のグラン・クリュのピノ・ノワールとシャルドネのみ(ピノ・ムニエは使用しない)から年間50万本を販売している。81名の生産農家と提携していて、醸造所を囲む70haのぶどう畑から直ぐに運び込まれるなどの特徴がある。


37種類の生産品目の内、下記4種類のテイスティングをしました。

(1) Brut Reserve:ピノ・ノワール75%、シャルドネ25%

(2) Extra Brut:ピノ・ノワール75%、シャルドネ25%、ドサージュ無し。

(3) Blanc de Noir:ピノ・ノワール100%

(4) L’Intemporelle 2005 ピノ・ノワール60%、シャルドネ40%


(2)のドサージュ無しは、バランスが完璧でないと造れない難しいものと思いますが、5年熟成で柔らかな味にした、通向きに造ったと説明がありました。

(4)はさすがに気品と貫禄があり余韻も長く素晴らしいものでした。

4つに共通しているものは、華やかさというより、ボディがあり品格を感じさせるので、シャンパーニュをある程度飲んで知っている人向きに特に売りやすいのではないかと思いました。


43種類の原酒ワインのテイスティングでは、(1)シャルドネ2009Les Coutures(区画畑名)(2)ピノ・ノワール2009 Les Crayats(3)ピノ・ノワール2000でした。


全て、酸が強いな、ワインとして飲んだら美味しくないなというのが第一印象でした。説明によればマイィ社が仕入れるぶどうの畑は北向きでぶどうがゆっくり成熟するので酸が落ちないことがシャンパーニュにとっては長い熟成をさせるためには大変良い影響を与えているとのことでした。このような原酒を10年物まで480区画のものをリザーブしているそうです。これらをブレンドして毎年同じ味わいを造る感覚と能力を持った人は凄いなと思いました。原酒とシャンパーニュを飲み比べましたが、私にはとても風味の関連性が分かりませんでした。