神戸ベイシェラトンホテルでのワインフェスティバルで開催された国産ワインフォーラムに出席してきました。70名限定にも拘らず、入りきれなかった20名近い人たちが会場の後ろの壁際で立ったまま聴いていました。結構国産ワインに興味を持っている人が多いのだなというのが第一印象でした。


講師の雑記

講師の雑記


下記5人の醸造家をパネリストとした2時間のセミナーはユニークで大変有益なものでした。
1.工藤雅義氏 サッポロワイン㈱ ワイン研究所グランポレール醸造責任者

2.庄内文雄氏 サントリー酒類㈱ 登美の丘ワイナリー醸造責任者

3.味村興成氏 メルシャン㈱勝沼ワイナリーチーフ・ワインメーカー

4.渡辺佳津子氏 財団法人神戸みのりの公社ワイナリー部醸造責任者

5.内貴麻理氏 丹波ワイン㈱醸造責任者


各社のワイナリーの説明の後、10種類の試飲がありました。

白ワイン

1.神戸ワイン シャルドネ 2004

2.丹波ワイン シャルドネ 2006 樽出し

3.サッポロ グランポレール 長野古里ぶどう園 シャルドネ 2007

4. サントリー 登美の丘(シャルドネ) 2006

5.メルシャン 長野シャルドネ 2008


赤ワイン

6.丹波ワイン ピノ・ノワール 2007

7.サッポロ グランポレール 北海道余市 ピノ・ノワール 2008

8.メルシャン 長野メルロ 2007

9.神戸ワイン カベルネ・ソーヴィニヨン 2000

10.サントリー 登美の丘(ボルドータイプ) 2007

講師の雑記 各社醸造家の説明付き試飲は大変分かりやすいものでした。他社の醸造家がコメントをするのですが、やはり批判的な事は言い難いのでしょうか、お互いにエールの交換のようで余り迫力はありませんでした。


それぞれのワインに特徴があり甲乙は付けがたいものでしたが、全体として和食や日本での洋食の味付けを意識してやさしい風味でした。今回の構成では難しかったと思いますが、日本本来の品種である甲州やマスカット・ベリーAも一緒に試飲できたら、さらに面白い比較ができたと思います。


関西ではこのような国産ワインの試飲会は珍しいものでしたが、国産ワインの啓蒙には役立つものと思います。同様な試みが広がることを期待します。