今年もソムリエ協会呼称資格試験を目指して一生懸命勉強されて合格した皆さんの喜びの声が聞けました。

例年この体験記を纏めて掲載するトピックス欄の新規記入をしばらく休止する事態がおきまして、でも、早く皆さんに体験記を読んでいただきたいので、差し当たり講師の雑記に順次載せていきます。(休止する事態とは、トピックス欄掲載を纏めてくださる方が出産をされたという目出度い出来事です。)最終的には、例年通り、トピックス欄に纏めます。



(1) 学校を卒業してから56歳の今まで、家業の日本料理店の経営に携わってきました。また、商売上きき酒師の資格は必要と考え、以前より持っておりましたが、ワインは大好きで良く飲んではいたものの、ソムリエ資格などそれこそ特殊な能力を生まれ持った人のみが取得出来る縁の無い物と思っておりました。


たまたま、友人が昨年久保先生の講座によりワインエキスパートを取得され、まさかこの歳でとのためらいもありましたが、友人の勧めもあって可能性にトライすべく久保先生の受験講座を受ける事としました。受講申し込み後、初めて教本や過去の問題集を見ました時は難しくて、正直「自分の錆びついた頭で出来るだろうか?」と随分不安になりました。しかし、先生の「虎の巻」による大変解り易い楽しい解説と、先生の素晴らしいお人柄とでワインに関する興味も講座の回を重ねるたびにどんどん膨らみ、幸いにもソムリエ試験に一発合格する事が出来ました。


この歳になりますと嬉しい事も随分経験して来ましたが、ソムリエ合格時に感じた喜びは、はるか昔に味わった入学試験合格の喜びにも通じる、長い間忘れていた本当に「嬉しい!」感動でした。また、同じ目的を持った教室のメンバーとは深い連帯感が生まれ、ワイン試飲会などでは多くの方とも知り合いになれました。「ワインは人との出会いを素晴らしいものにする」という言葉がありますが、受験講座がご縁でワインにさらに親しむ事が出来、この言葉の意味が大分理解出来たと思います。


今後は資格を生かして、仕事では日本料理とワインのマリアージュの素晴らしさをお客様にお伝えし、個人的にはますますワインの飲ん兵衛道を究めていくつもりです。ワインについてだけではなく、ワインの楽しさをも教えてくださった久保先生、本当にありがとうございました。

(水口 晶幹 ソムリエ)