昨年、ポルトガルの醸造元10社を訪問して、そのワインの高品質とコストパーマンスの良さに驚きました。訪問記は、この雑記の200810~12月に記載してあります。


このたび、木下インターナショナルの招きでダンDãoにあるキンタ・ドス・ロケスQuinta dos Rochesの当主ルイス・ローレンソLuis Lourenço氏夫妻が来日された機会に、両氏を迎え芦屋のワインハウス・センチュリーがミニーセミナーを開催しました。

私のポルトガルとポルトガルワインに関する簡単な説明の後、ローレンソ氏のロケスワインの解説と試飲が、木下インターナショナルの館農氏の通訳で行われました。

講師の雑記 試飲アイテムは;

1.キンタ・ド・コーレイヨ ダン・ホワイト2008 参考小売価格 1,292

2. エンクルザード 2007 2,888

3. キンタ・ド・コーレイヨ ダン・レッド2006 1,412

4.ダン・レッド 2006 2,184

5.トゥリガ・ナショナル2007 4,883


それぞれのぶどう品種は;
1.マルヴァジア・フィナ45%、エンクルザード15%、セルシアル25%、ビカル15%
2.エンクルサード100%
3.ジャエン45%、トゥリガ・ナショナル35%、アルフロシェイロ・プレト10%、ティンタ・ロリス5%、ルフェテ5%
4.トゥリガ・ナショナル50%、ジャエン30%、アルフロシェイロ・プレト15%、ティンタ・ロリス5%
5.トゥリガ・ナショナル100%



ポルトガル原産種を使った珍しさ、全て柔らかな味わいに仕上げられていて日本料理や一般日本人の嗜好に合うような楽しめるワインでした。


参加者に一つずつ気に入ったワインを挙手で聞いたところ、すべて美味いとした人が多数いました。私は、12の白ワインは個性が違いそれぞれ楽しめました。3~5の赤では4の複雑性が一番印象的でした。ブラインドテイスティングで値段を聞かれたら、すべて高い値を付けるに違いない素晴らしいコスト・パーフォーマンスを再認識しました。


講師の雑記 講師の雑記

30年前に私がポルトガルに行った時飲んだポルトガルワインは全く印象に残らないものでしたが、この変わり方はどこで起こったのか調べてみました。1986年にポルトガルがヨーロッパ共同体に加盟して、援助金をもらい産業の近代化が図られました。ワイン産業も投資の対象になました。それまでのぶどう栽培者はぶどうを協同組合に売り、協同組合は国内および植民地向けに質より量を重んじてワインを造っていました。ぶどう栽培家がぶどうを協同組合に売るのをやめて自分で輸出できるような高品質のワインを造り始めたのがきっかけです。昨年訪問したポルトガルワイン生産者10社もこのような近代化を図り良質のワインを造っています。

ポルトガルワインに興味を持っていただき、その素晴らしさを体験してください。


参考サイト:

木下インターナショナル http://www.kinoshita-intl.co.jp/

センチュリー http://www.century-jp.com/  

Quita dos Roques http://www.quintaroques.pt/