ニーポートNiepoort社の昨年完成したばかりのスティルワインのワイナリーを訪問しました。ドウロ川を遡りレグアReguaを過ぎて、ピニョンPinhaoの手前テードTedo川が流れ込む所の左岸にあります。ここは150年来、家族経営でぶどうを購入してポートワインを造ってきましたが、現在は自社畑を持ち、二つのワイナリーでそれぞれポートワインとスティルワインを造っています。


こちらの新しいワイナリーでは随所に近代的な装置が取り入れられていて、世界各地で勉強をしてきた
5代目の現当主が素晴らしいワインに仕上げています。Cotto社のスティルワインも素晴らしいが、両者とも自社畑を持ち、醸造から瓶詰めまでの一貫作業をしています。当然のこと、品質は飛躍的に上がり、従来のDOC ドウロの概念を変えたといわれています。DOC ドウロの将来性に注目していこうと思います。


相当な投資をしたワイナリーのほんの一部を紹介しますと、天井に丸穴の空いたところから、ぶどうを受け入れて各桶に配給する装置で、受け入れ樋は軽い力の手動で移動できます。熟成庫にはフレンチオークの新樽が並んでいるのも壮観でした。