今年は、残念ながらポルトガルワインが呼称資格試験範囲から外れてしまいましたが、去年までポルトガルワインを「日本ソムリエ協会教本」で勉強した人は、DOCダン(Dão)の頁 (2006年度教本では330頁)に、「1908年にはD.O.が制定され、これを記念してネラスの町におそらく現在でも世界で唯一と思われる『ソムリエの銅像』が建てられている。」という文章を覚えていらっしゃると思います。

このたび、私の講座を受講された竹原誠治さんがリスボンからポルトにレンタカーで旅行した時にわざわざネラスに寄って撮ってくれた写真を掲載します。{転載には、竹原さんの了承が必要です。}
台座の “AO ESCANCÃO POR BEM SERVIR” のポルトガル語は、「優れたサービスをするソムリエに(捧げる)」といったような意味です。

台座の裏には、ダン地区の高貴ぶどう品種の名前が白、黒に分けて幾つか彫られています。

ソムリエ協会教本のダンのワインに関する記述の一部を披露しますと、「生産量の8割が赤ワインである。冬と夏の温度差が激しく、夏の高温で果実はよく熟し糖度の高い果汁が得られ、ドライで力強く色の濃い赤ワインを生産している。白はぶどうの風味を生かしフレッシュで軽やかなものが多い。」ということです。