ドイツの甘口白ワインを好んで飲んでいる人達の中に、渋い赤ワインは嫌いだが、やはりポリフェノールが沢山入っている赤ワインも飲んでみたいので、甘口赤ワインはないかと探している方が結構いらっしゃいます。

先日開催されたヘレンベルガー・ホーフのハウスメッセで、そのような方のご希望に沿いそうな面白いワインを見つけました。

生産者:ラインヘッセンのヴァイングート・ジャン・ブシャーWeingut Jean Buscher。
ワイン名:ドルンレーシェンDornröschen QbA。
ぶどう品種:ドルンフェルダーDornfelderとローゼンムスカテラー(ローズ・マスカット)Rosenmuskateller。
しっかりと濃いガーネット色。リープリッヒlieblichのやわらかな甘さ(残糖37.9g/l、酸5.3g/l)でタンニンの渋みを感じさせない軽やかな赤ワインです。アルコール度が9.2%と軽いのもお好みに合うのではないかと思います。

このワイン名Dornröschenは、写真のポスターからも想像できる通りロマンチックな単語で「眠り姫、いばら姫」という意味です。dornが「植物のとげ、いばら」、röschenが「小さなバラ、バラちゃんといえる女の子の名前」が組み合わさってできた単語で、100年間眠っていたといわれるグリム童話のいばら姫のこと。(私は、あわてて「いばら姫」のお話をwebsiteで見つけて復習しました。) ワイン名Dornröschenは、使用ぶどう品種のDornfelderのdornとRosenmukatellerのroseを合成させて作られていて、生産者もなかなか粋なことをします。