Cabardèsから南下し、Carcassonneを右に見て通り越してから25kmで、Limouxリムーに入り2軒目のワイナリー訪問です。
【Château Rives-Blanques訪問】 http://www.rives-blanques.com/index.htm
オーナーのJan & Caryl Panman夫妻が暖かく迎えてくれ、早速試飲し、その後畑を見に連れて行ってくれました。
1. 3年前にAOC Limouxに赤ワインも認められたが、このシャトーでは白ワインのみ造り続けている。
シャトーの名前Rives-Blamquesとは、ピレネー山脈の一つの山の名前。
2. AOC Limouxの規定で、白ワインは、樽醗酵と樽熟成が義務付けられているフランスで唯一のAOCである。
3. 22haの畑は、350mの標高の台地上にあり、この高さと、粘土と砂に氷河時代にピレネーから運ばれた丸い石が混ざった土壌、太平洋側と地中海側の合わさった気候がシャルドネ、モーザック、シュナン・ブランの良い特徴を作りだしている。フランスで一番早い時期に減農薬農産物の認証を取った。
4. 6年前に生産を開始し、アイルランド、英国、オランダ、ベルギーに輸出している。オーナーはオランダ系、夫人はアイルランド系のようでご夫妻とも英語がとても堪能でした。
5. 試飲したワイン
(1) Cuvée Occitania:モーザック種100%で造っているフランスで唯一のワイン。Occitanとは昔のラングドックの言葉;オック語という意味で、ラベルに”Nostra terra mentis pas”(我々の土地はウソをつかない)と書かれていて、生産者の哲学を述べています。
(2) Dédicace Chenin Blanc: AOCでシュナン・ブランだけを使った南フランスで唯一のワイン。
(3) Cuvèe de l’Odesse: シャルドネ100%
(4) Blanquette de Limoux: モーザック90%、シャルドネ+シュナン・ブラン10%。18ヶ月熟成。
この土地の他の所でも聞かされましたが、「ドン・ペリニヨンより150年も前の1531年に造られたと記録のある世界最初のスパークリングワイン」と謳っています。
この生産者は白ワイン生産だけに固執していて、ぶどう品種の違いで微妙に味わいが変わり、すべて洗練されたエレガントなものでした。どれが一番好きかと言われ迷いましたが、モーザック種の独特な酸味と土地の味を感じてCuvée Occitaniaを挙げました。どれも和食に抵抗無く合わせられます。
写真は、高度350mの畑の標高が分かる景色。遠景はピレネー山脈。