ワシントンワインとオレゴンワインの合同試飲会に行ってきました。約30の生産者の200アイテムのワインが用意されていました。

ごく簡単に総括すると、ワシントンワインに関しては、AVA Columbia Valleyコロンビア・ヴァレーを中心に、Yakima Valleyヤキマ・ヴァレー、Red Mountainレッド・マウンテンなどのAVAのワインが多く目に付きました。白ワインについては、シャルドネを筆頭にリースリング、ソーヴィニヨン・ブランが多くいずれもクリーンでエレガントなできでした。赤ワインは、ボルドー系、ローヌ系のものが多く、元祖フランスワインも安泰としていられないようなできばえのワインが沢山ありました。Merlot100%ワインも印象的でした。唯一の海洋性気候のAVA Pouget Soundピュージェット・サウンドのワインが出展されていませんでしたが、この地域は雨が多いのであまり魅力的なワインができにくいとのことでした。


オレゴンワインに関しては、さすがにピノ・ノワール一色という感じで、
Willamette Valleyウイラメット・ヴァレーとそのSub-AVAのものが殆どで、いずれも凝縮感がありながらソフトでエレガントでしたが、価格が5,000~13,000円と高値な範囲のものでした。ブルゴーニュのJoseph Drouhinジョゼフ・ドゥルーアン家の長女Véroniqueヴェロニクがワインメーカを勤めるDomaine Drouhin Oregonのピノ・ノワールがなじみもあり印象的でしたが、小規模の生産者の幾つかのワインも負けず劣らずソフトで優雅なピノ・ノワールワインを造っていました。

ソムリエ協会教本(2007年度版435)で、『1979年にパリで行われたピノ・ノワールの比較テイスティングで2位に入った』と説明されているThe Eyrie Vineyardsジ・アイリー・ヴィンヤーズのピノ・ノワールもありましたので、ミーハー的にラベルを撮影してきました。(写真)ただし、このブラインドテイスティングの話には、幾つかの異なった説明があるので、真相についてはもう少し確認する必要がありそうです。ラベルの鳥は、Red-tailed hawk赤尾鷹で、この生産者が1966年に最初のぶどう園を作ったときに畑の上部にある樅の木にこの鳥が巣を作ったのにちなんでEyrie Vineyardsとしたそうです。[eyrie=aerie(猛鳥の高所の巣)]