クエルチャベッラAgricola Querciabella SpA  http://www.querciabella.com/home.htm のキアンティ・クラッシコ・クエルチャベッラのラベルの上部にシェフらしい3人の肩から上の部分が描かれています。あるソムリエールがこの画の下側はどうなっているか興味があると言っているのを聞いて、調べました。


クエルチャベッラに直接問い合わせると、創始者の息子、Sebastiano Cossia Castiglioniさんから丁寧な返事をもらいましたのでご披露します。


『Chianti ClassicoのほかにCamartina、Batàr、Palafrenoにも同じような画が描かれているが、これらは写真ではなくてエッチングです。 ラベルのデザインは、ワイナリーの創始者である、故Giuseppe Castiglioni氏の美術に対する情熱に基づくもので、Bernardino Luino氏や他の現代美術家によるエッチングの芸術と繊細なタイポグラフィ(typography、印刷物における文字の体裁を整える技芸.)とが組み合わさったものです。


ラベルの活字書体は、John Downer とJane Pattersonの二人がワイナリーのためにデザインしたSimoneと呼ばれる特注書体です。 ラベルは、Giuseppe氏の息子で、数年間グラフィックデザインとタイポグラフィのコンサルタントとして働いたことがあるSebastiano氏がデザインしたものです。


Chianti Classico Queciabellaのラベルの画は、Luino氏がラベル用に特別に作成したものです。このラベルに描かれている人物は、画の作者の友人達で実在のシェフです。画の下の部分は描かれていませんので存在しません。』


何時も感じることですが、ラベルには生産者の思い入れのあるものが多いので、興味ある背景を見つけることができます。


ちなみに、同じような画が描かれているワインを列挙しますと;

Querciablla Chianti Classico DOCG サンジョヴェーゼ95%、カベルネ・ソーヴィニヨン5%。

Camartina Toscana IGT カベルネ・ソーヴィニヨン70%、サンジョヴェーゼ30%。

Batàr Toscana IGT シャルドネ50%、ピノ・ブラン50%。

Palafreno Toscana IGTメルロ100%。


写真は、Querciabellaのラベル。他のワインのラベルは上記ワイナリーのサイトをご覧下さい。