私の講座を受けている一人から掲題のSatènについて質問を受けました。その時は簡単に答えましたが、さらに纏めてみました。私は質問を受けるのが大好きです。それをきっかけにワインの奥深さにさらに入り込めるからです。何でも質問をお寄せ下さい。
先ず、D.O.C.G. Franciacortaは、ロンバルディア州Bresciaブレーシア県でシャンパーニュ方式で造られるスプマンテで、1995年にD.O.C.G.に昇格しました。
3つのタイプがあり、使用認可されたぶどう品種は、
(1) Franciacorta Bianco(白) シャルドネ、ピノ・ビアンコ、ピノ・ネロ
(2) Franciacorta Rosato(ロゼ) シャルドネ、ピノ・ビアンコ、ピノ・ネロ(ピノ・ネロ15%以上)
(3) Franciacorta Satèn シャルドネ、ピノ・ビアンコ (ピノ・ネロは使用できない)
Satènは、以前Cremantと言われていたものです。
ここからイタリア現地情報ですが、『Satènの瓶内熟成期間は、他のタイプが18ヶ月に対し15ヶ月であり、炭酸ガス圧は、他が6気圧に対し5気圧である。ピノ・ネロが入らないこともあり軽い骨格で柔らかい味わいになる。
Satènは、イタリア語のsatinatoに当たるフランス語原で、一般用語としては「シルクのようなスムーズさ」という意味で使われる。
イタリアの他のワインでSatènを名乗れるものは無い。』
手許のD.O.C.G.規定では、Franciacortaの3タイプとも瓶内熟成期間は18ヶ月とありますが、上記のSatèn のみは15ヶ月という情報とどちらが正しいか確かめる必要があります。