この日は、パリ市内の数サロンを見学しながらパリの街を散策!






土曜日のサロンを見学する機会も滅多にない事なので今日は実際にフランス人の生のサロンワークを見るとても良いチャンスです。



パリの美容師さん達は皆とても仕事がスピーディーなんですね。


特にハイレベルな人達は仕事に無駄が無くシンプルでクオリティーが高いです。


シャンプー&カットで基本の所要時間はお客様一人につき約30分です。



日本の平均的なサロンと比較すると約半分の時間です。


だからとても訓練されていて全てがとても合理的です。


でも、皆その努力を一切感じさせないのでとても不思議です。


日本では、夜遅くまで残って練習する事が当たり前ですが、その様な場面に出くわした事がありません。




ですから、日本の美容師の皆さんはそんな彼等のサロンワークを一度見てみたいと思いませんか?





だからこそ、パリ研修に参加する意義の一つの要素がそこにも在るのだと思います。







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まずは8区のマルブフ通りにあるシャンゼリゼのサロンから。

サロンの前で記念撮影!


ここがモッズ・ヘアの本店になります。


僕自身、ここのサロンはモッズ・ヘアの中でも特別な存在です。

この場所で今までに多くの事を学んできました。


ベテラン揃いの店内はゆったりとした安心感のある空気に溢れています。


店内の写真は残念ですが皆さんにお見せは出来ません。


この大人数でお客様の前でパチパチするわけにはいきませから・・・・・


研修に参加出来たメンバーだけの特権ですね(笑)




この界隈の写真も沢山撮りたかったのですが、生憎の大雨で・・・・・・・

とても残念です。



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とりあえず、雨宿りも兼ねてランチタイム!



ワインで乾杯(笑)



そうです。皆既にパリジャンとパリジェンヌですから・・・・


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やっぱり今回もステーキ・タルタルを注文してしまいました。


生肉のステーキです。




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皆さん良い笑顔です!


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次に訪れたのは凱旋門近くの16区にある、ビクトル・ユゴーのサロン



こちらもパリの高級住宅街にあるシックなサロンです。


地上と地下の2フロアの店内はとてもモダンで素敵でした。


基本的に世界中のモッズ・ヘアサロンスタッフの仕事の衣装はモノトーンですが、此処のサロンスタッフ

はポイントでカラフルな色使いの洋服を着ていたので尋ねたところ、土曜日限定でお客様を楽しませるためにスタッフ全員で華やかに工夫しているそうです。


良いアイデアですね!



日本もそうですが、場所が変わるとサロンの雰囲気も色々です。




サロンを後にして、トロカデロ広場を目指して歩いたのですが、本当に雨が酷くて・・・・・


パリの天候は変わりやすいですが、ここまで雨が降り続くことも珍しい気がします・・・・・・


皆さん、そんな中でのサロン巡りは本当に大変だったと思います。


次回参加される方は、折りたたみ傘と雨風しのげる上着をご用意お願い致します・・・・。



しかし!歩いている途中でエッフェル塔が見えてきたので元気が出てきました。

まさに、ありがたい仏像を拝むような気持ちです(笑)


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トロカデロ広場からの景色は最高にテンションが上がります。

勿論、皆で記念撮影!


天気がもっと良ければ・・・・・・涙





そこからメトロ6番線でセーヌ川を渡りサンジェルマン・デ・プレまで移動


モッズ・ヘア1号店が在ったレンヌ通りを目指しましたが、また雨が・・・・

たまらず、サンジェルマン・デプレ教会で雨宿り。




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さっきまでの天気が嘘のように・・・・


空が綺麗です。なんでパリの空はこんなに青くて綺麗なんでしょうか・・・・




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こんなに陽射しが眩しいなんて!


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パリの有名な高級食材屋さん 「DA ROSA」 ダ ローザ でちょっと休憩。



パリジャン菊地さん、輝いてますね!






















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この日は、集合時間まで少し余裕があったので、朝の散歩をしていました。



そうしたら、また雨が・・・・・・


雨宿りを兼ねてすぐ近くにある


「marché saint quentin」 マルシェ・サンカンタン を散歩しました。



東駅から歩いてすぐにある、ブールバール・マジェンタの通り沿いにあります。




ここは屋内の屋根付きのマルシェで、パリにいくつか在る中のその一つです。







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土曜日の朝は、まだ人もまばらで少なく、とても静かです。



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兎に角、雨が酷かったので少しほっとしました。





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この中にはただの古着屋ささんではなく、洋服の仕立て直し屋さんがあったりと、見ているだけでも楽しいですね。


掘り出し物が見つかりそうです(笑)






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こっそり遠くから写真をとっていたら


ここのお店のムッシュが


「ここは撮影禁止だよ!」




と声をかけてきたので、慌てて


スミマセンでしたと謝ると・・・・




笑顔で 「冗談だよ!ハハハハハ」



すこしほっとしました。


僕もすかさず苦笑い・・・・・・ハハハハハ・・・・




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しばらく散策していたら、とてもダイナミックに魚を並べるムッシュがいるお店を発見!



今度は気を取り直して・・・・・ちゃんと挨拶をして断りを入れてから写真を撮らせてもらいました。


挨拶は大切ですよね・・・・




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それにしてもタコからイカからカレイ、ヒラメ、ホウボウ等々・・・色んな種類の新鮮な魚を並べてる最中でした。





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やっぱり市場は何処の国へ行っても楽しいですね!


全然予定していませんでしたが、天気の悪戯で楽しい散歩になりました(笑)。




この後、ホテルに戻ってから皆と集合して、モッズ・ヘアのサロン見学に出発します!














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パリの夜は長いんです・・・・・・



この日の夜は特に。





モンマルトルからの帰り道、ホテルまでの道のりを散歩しながら帰りました。。



丘を下り、メトロ アンヴェールの駅を過ぎると北駅に向かって続く「ダンケルク通り」があります。


10年前に初めて単身でパリ本部に研修に来た時の滞在ホテルがここの通りだった事を思いだしながら


歩いていると、偶然にもこの通りのバーで、日本対フランスのサッカー親善試合を中継しているではないですか!?




そして試合終了間際のロスタイムに日本の得点シーン!!!


店の前で少し興奮気味で店内のモニターを眺めていました。


そしたら中から常連のパリジャンのおじさんが声をかけてくれて・・・・・




「日本人かい?せっつかくだから店の中に入りなよ!」



え!?でも・・・どうしようかな・・・


少し躊躇しましたが、公式戦ではないので険悪なムードでは無さそうに感じたので


皆と一緒に入ることに・・・・





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店内で一杯やりながらムッシュとサッカー談義になるかと思いきや(話せるほど詳しくはないのですが)・・・・・


話の流れで、自分たちが美容師で、今パリに研修に来ている説明をしたところ・・・



おじさんが急に真面目な顔をして話し始めました。



「今、パリでは美容師についてとても問題があるのだよ」



えっ?どんな問題が・・・・・?



「良い美容師に中々巡り会うことが出来なくなってね・・・・」


「私は髪の長さは少し長い方が好きでね、でもどの美容師も皆、短く切りたがるんだよ」


「全然それを望んでいないのに・・・・」



ムッシュはそう言いながらポケットから彼専用の櫛(アフロヘア用に似た木製の)を取り出し、髪を後ろにとかしながら話を続けてくれました。



「私の髪質はカールが強くてまとまるのが難しいんだよ。だからドライヤーは一切使わずに、こうして梳かすとまとまるんだ」




「君は私が何歳に見えるかね?」



60代ぐらいかな・・・・・(心の声)



「私は53歳なんだよ。」



思ったよりも若かったんですね(心の声)



周りの他のお客さんを見ながら


「どうして皆、短い髪型なんだね?おかしいと思わないかい?」



「美容師はアーティストで在るべきだとは思わないかい?その人の感性で一人一人の個性を引き出す事が大切じゃないのかね?」


この言葉に僕は胸を思いっきり突き刺された思いでした。


まさかパリのバーで初めて出会った名も知らぬこの男性に核心を突く言葉を突きつけられるとは想像もしていなかったので・・・・・・・・



「つい先日、この近くでやっと 良い美容師と巡り会えてね。」


「その担当者は私を見るなり髪質を見極めてドライヘアのままでカットしてくれたんだ、まるで彫刻を削るようにね。」




確かにパリでは型にはまった仕事をしない人達が日本よりもいる気がします。

お客様の求めて居るものを見極めて仕事をする。


そこには順序や決まりは無くシンプルに良い結果を求めた結果がそうなるのだろうと思います。




ルネ・マルタンが良く言って居た言葉を思い出します。


(君が責任者。だから君が判断して決めるんだ)


プロとして、アーティストとして、責任をもってお客様にベストの提案をする。


そしてそれを自信をもって実行するには技術や経験が必要なのだと。






最後にその男性が言いました。


「美容師は人として魅力がある必要がある。でも最近その魅力がある人が少なくなってきていると私は思う」



この言葉を最後に聞かされて僕は完全に打ちのめされてしまいました。



まさか、この場所で、こんなに物事の本質を突かれた話をされるとは・・・・・


これからやらなければならないことが沢山あります。


それを再確認させてもらいました。









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思い出の場所、やっぱりそこには何かが在りました。


素敵な出会いを「ムッシュ」ありがとうございます。



モッズ・ヘアで良かった。

だからパリに来て良かった。


そう強く思います。