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今日は、長男の事を書きます。





(長男 鑑別所生活 21日目)


主人と一緒に面会に行った日から1週間後、


私は仕事を午後から休ませていただき、


4回目の面会へ行きました。


いつものように受付を済ませ、待合室へ。


この日は、私より先に一人の女性が


待合室で面会の順番を待っていた。


その女性から少し離れて座った。


シンとした静けさの中で順番を待つ。



しばらくすると教官が、その女性を呼ぶ。


呼ばれる時は、受付で渡されたロッカーの


鍵の番号で呼ばれる。


今回の私の面会は、長男の少年審判の日までの


最後の面会になる。


何を話そうか、考えていた。



30分くらいするとその女性が教官と


一緒に戻ってきたのが分かった。


待合室のドアの向こう側で、


その女性が帰っていくのが分かった。


そして待合室のドアが開き、私が呼ばれた。


待合室から出て、厳重なセキュリティの扉を通り、


面会室へ向かう。


面会室へ入り、しばらくすると、


透明の板の向こう側のドアが開き、


教官と長男が入室する。


入室するとすぐに教官がタイマーを押し、


30分間の面会が始まる。


お互い、最近の近況を話す。


先日、弁護士さんが面会に来たと言っていた。


少年審判の日が近づくと、弁護士さんとの


面会があり、審判の日にどのような質問を


されるのか、ある程度伝えられるようだった。


弁護士さんからは、「君が話してくれた


通りに答えてくれたらいいよ」と言われた


という事を話してくれた。


その他の会話は、今日何をしていたのかとか、


髪を切るタイミングを逃したとか、


鑑別所での生活の様子を話してくれた。


ふと、長男の目が教官をチラッと見て、


私にアイコンタクトしマスクを少し下にずらして、


口パクで私に伝える。



「N(不良少年のうちの一人)がおる」と。


私は、うん…と、頷く。


教官は、ファイルのような物を手にもって、


書類に何か記入している様子で、


私達のその口パクの会話は


バレていない様子だった。




長男が逮捕される前に、今回の事件に関わった


少年達のうち、主犯格の二人が先に逮捕


されていた事は知っていた。が、


まだ全員逮捕されていなかったから、


そのうち捕まるんだろうなと思っていた。


そして最後に、


「今までごめんね。私がY(長男)の事を


信用してなかったから…。


家庭の雰囲気が悪かったし、


パパとの仲が良くなかったからね…。


また家族で、やり直そうね。


審判までもうすぐやけど、


少年院に行く事はないとか考えないようにね。


裁判長から言われる事を受け入れようね。


ちゃんと最後までしっかり反省して、


もう二度とこうならないようにしようね」


と長男に伝えた。


「分かった」と、答えた。




少年審判の日まであと4日だった。