いろんな患者さん | 町なか散歩人の大腸がん・抗がん剤・その後

町なか散歩人の大腸がん・抗がん剤・その後

開設してから、ほったらかしにしてたのが今年になって
「大腸がん」が見つかりましてね。検査とか手術とか副作用とか
同じ病気で不安に感じている方に少しでも役に立てば良いなと
思ってまとめて見ました。抗がん剤治療から少したってまた、
現状報告始めます。

☆入院中にいろんな患者さんいましたね。

 

  私は狭心症で1週間、大腸がんは抗がん剤治療もあったので

 十数回は入院してます。で、まあいろんな患者さんいましたね。

 

  1,狭心症の時

    このときはなぜか救急のICUみたいなところしか空いてなかった

    みたいで、そこにいました。

    なので「夜中とかに患者さんが来る」のと「うめき声」「うわごと」

    なんかざらでしてちょっと怖かったです。

    ほら、仰向けなので睡眠時無呼吸の私は、寝られないでしょ。

    会話が聞こえるわけ「あー、頭、出血ひどいな」とか

    「どうしたのこれ?えー、自転車で?」「聞こえますかー」とか

    怖えなというのが多かったですね。

 

 2,大腸がんの時

   ・治療法について医者に意見する患者さん

   「先生、がんは○○を止めれば治るって書いてありますから!」

   「抗がん剤は、やってはいけないと言われました。」

   「これは食べてはいけないって、聞きました。」

   他の患者さんにも「○○食べちゃだめよ!」なんて言ってる。

 

   おそらく標準療法承諾して入院してる段階で、言われてもお困り

   だろうなあと思ってました。

 

   「がんは○○で治る」「がんは、切っちゃだめ」的な話は

   藁にもすがりたい人には半ば強迫的なんですよね。

   

   私は、

   「自分は自分で考えて後悔しないように治療を受ける側とし

   てベストを尽くした」という感じ。

   少なくとも私の周りで見聞きした物も含めれば標準治療で生き

   延びてる人は多いし、逆に「結果的に放置だった人は、今いな

   い」というのが実感ですね。

  

   ・相部屋で身内の細かい話をする人

   こっちは大部屋ですぐとなりにいるんです(カーテン越しに)。

   そんなことで息子ともめるなよなとか、奥さんときちんと話せ

   ば良いじゃんとか、うーん、その商売は成功しないと思うぜ

   みたいな話が一杯。

   他人なので、一切触れませんが。

   ずっと、聞こえないふりか、寝たふりしてました。

 

   ・奥さんに当たりまくる人

   お一人だけいらっしゃいましたね。

   イライラしてるのかなあ、「あれもってこい」「ナニやってんだ!」

   「お前に言ってもしょうがない!」とか。

   私、なんだそれ、毎日来てくれてるんだからありがたいじゃん。

   ありがとうとか言えよななんて寝たふりしつつ怒ってました

 

  ☆病院って、非日常で色んな事がありますね。

    とはいえ、自分の命は自分で責任もって判断していこうぜ

    って感じです。自分で納得して受ける治療がいちばん効い

    てると信じちゃえば良いのかもしれないですね。

    信じ込んじゃえば悩むストレスなくて楽かも。(笑)

    

 

  ではまた