短編小説 害女3姉妹 | 妄想小説日記 わしの作文

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わたしの妄想日記内にある”カゲロウの恋”の紹介するために作った
ブログです

ラジオのCMでカユミ!知ってますか?”カユミだよぉ~~ん”
というあれ。
”ハテナ、ハテナ、ハテナ” ”カユミ つまんなぁ~~い”など
言って聞く人をイラつかせる害虫女のCMです。
そこでこのカユミを使った小説を考えてみました。

害女3姉妹というのがいた。
カユ魅、ノミ子、ダニ江という女達でどこからともなく発生し
男性を蝕んで害を成す女である。
この女達は共通の性格で”わがまま” ”自己中” ”浪費”
”空気が読めない” ”自惚れ”。
男にとってこんな女達とは絶対付き合いたくないと思うが
男の思いとは裏腹に女は男に食いついたら離れない。

掃除をしない部屋を好んで現れ住み着いてしまう害女。
男女の付き合いでは挨拶、連絡先交換、自己紹介が
セオリーであるが害女にはそんな事は不必要で
気に入った場所ならば相手の有無を言わさず棲みつく。
部屋主に嫌われようが邪険にされようが気にしない
そして男が死ぬまで纏わりつくのである。

「カユ魅だよぉ~~ん。わたし今日からここに住むよ」
突然見知らぬ女がやってきて住むというから男は遺憾。
「あんた誰?ここはおれの部屋だから出て行って」
「ハテナマーク、カユ魅のこと好きだよねぇ。」
会話になるわけがない。人の言うことをすべて自分に
都合よく解釈する女、いや人の言うことをまず聞かないのだが

「出て行けって言ってるんだけど」
「ねぇねぇねぇ、カユ魅のラブマーク見える?」
まともな人間はかゆ魅と違い質問されたら答えてしまうもの
で男も思わず反応してしまった。
「どこにあるよそんなもの!今忙しいから早く出ろよぉ」
「不法侵入者として警察に電話するぞ」
そんな事で怯むカユ魅ではない。

「涙マーク、涙マーク・・・・カユミのこともう愛してないの」
「さっき会ったばかりだろ。。」
「うるうるうる。カユ魅泣いちゃうよ。。」
さすがに女の涙には弱かったのか、男は。
「わかったから泣くな!出て行けとは言わないから」

男は知らなかった!これがカユ魅の必勝パターンであると
毎回この台詞で男を騙していた。
泣くときは言葉なんて言わないで泣くものだ。カユ魅は
今まで一度も泣いた事がなかったので言葉で
言うしかなかったのだ。

「さてとぉ棲む場所も決まったことだしぃ引越し祝いしよう」
「うちに住み着く気か・・・・・」
この女はずーーと住み着くのかと思い先ほど言った言葉を
後悔するがすでに遅かった。

「あれ・・・・なんだやけに腕が痒いぞ。」
腕に異様なカユミを覚えた男はひたすら腕を掻き毟った。
蚊に刺されたわけではないのに痒い先ほどカユ魅と
言う女に手で腕を触られただけだというのに痒い。

「カユ魅の姉のノミ子だぴょーーん」
「妹のダニ江じゃぁ~~ん」
どこから入ってきたのかはわからないが突然二人の女
は部屋の中に現れた。
女達はカユ魅の姉妹であるという。

ダニ江がよろしくといいながら男の肩を叩くと
今度は肩にカユミを覚え服の上から肩を掻く男。
ダニ女だから。。
「あ||かゆぅ~~いい。」とポリポリ掻く
そんな男を無視するかのように女達は

「お腹すいちゃったねぇ~おねぇちゃん」
「ダニ江、カユ魅おねぇちゃんが出前をとりますたぁ」
なぜかはわからないが長女のノミ子はこの部屋の住所を
知っていた。

「こんばんはぁ、、マツタケ寿司です。」
部屋の外で寿司屋からの出前がきたようだ。
どうせ女供が支払うのだろうからと無関心だった男であるが
「特上寿司だよぉ~。」
「おおおお0-00」
女達は旨そうな寿司に喚起の声をあげていた。

店員が支払いを要求すると
「支払いは男性が払いま~す」という長女のノミ子。
当然男は支払いを拒絶してみせたが甲斐性なしとか
男くせにセコイなどと罵倒されては支払らわずにはいれない
女達は男を尻目にウニの軍艦巻きを口に入れ
おいしそうに食べていた。
「宅配寿司頼めよ、、物々ブツ」
特上寿司3人前これだけで大きな出費であった。
だが男の不幸はこれだけに終わらず・・・・

「お待たせしましたぁ峰珍軒ですが、 
 スペシャルチャーシュー麺お持ちしました」
なんとラーメンの中にロースト鴨一匹入った豪華なラーメン
それも3人前である。
男の分はないそれなのに男は支払いをした。
女達のせいで男の財布からお札は消えてしまった。
今日は買出しに行こうと思っていたので金を降ろしてきた
それなのに金はすべて無くなり食材もなし。
空腹な男のお腹から腹の虫が空の冷蔵庫を嘆くように鳴いた

女達に構ってる暇はなく男にやらなければいけない事があり
ラーメンを食べてる女を無視してディスクに向かった。
得意先に提出する見積もりを今日中にあげなければ
いけなかったのだ。
椅子に座りながら計算をしていると背後からはラーメンを
啜る音が聞こえてくる。”ズルズルずるぅ~~”

「おねぇちゃん、、見てみてこの鴨って肉汁がすごい」
「ダニ江、ラーメンというのはね大きな音たてて啜るのよ」
「カユ魅を御覧なさい、スープを掃除機で吸い取るみたいに
 大きな音たてて飲み込んでいるでしょ。あれがマナーなの」
「え~~そうなの。わたしに出来るかなぁ」

ラーメンを食べる時のマナーになるべく音を立てるなんて
 事はない。これが害女たる由縁だろうか、
人の嫌がることをする事が最高に至福な時なのだ。

「ジュるズルズるぅ~~~、グチャクッチャ、ズォオおお」
と嫌味なほどに大きな音をたてラーメンを食べる女達。
ラーメンの代金を払って貰って感謝する気持ちなど皆無
それどころか恩を仇で返す犬畜生のような女達だ。

”ああ==ウットォシイ”
男の地獄は今はじまったばかりである。
後に男は気づくことになる、痒い箇所を見てみると
腕は蚊に刺されたように赤く膨れ上がり足は
小さな赤みが2点そうダニの刺し傷である。
男の全身に刻まれた蚊、ダニ、ノミの紋章。
害を与えるだけで愛は与えないのが害女なのだ。


この物語はフィクションであり実在する人物とは一切
 関係ありません