可愛い弟を忘れてしまわないために書く | ガチコの『えぐりこむように打つべし!』

ガチコの『えぐりこむように打つべし!』

闘う声優ガチコ。
明日に向かって打つべし!打つべし!

あれは、何年か前の、ナチュラルスマイルだった。
コエコプロジェクトとして、ライブと朗読で参加した。
その時バンドで参加してたのがロジーだった。

最後の集合写真取る時、なんか隣同士で、ふざけあってたら仲良くなった。
Zumaたんもそん時友達なった。
仲良くなったから、ロジーとずまたんライブみにいったり、ロジーのライブもみにいった。
一緒にダーツしたり、大丈夫か?この店?!みたいな店に2人で飛び込んでいろいろ話したりした。
なんでもないことで連絡とったりした。
ロジーのバイト先にガチャリックスピンが来たの教えてくれたり!

ロジーはとってもカッコつけだった。
イカついぶってるロジーと話したのは、音楽論よりも恋バナだった。
マーチングバンド時代の頃からの恋バナとかね!

いかついイメージ作ろうとしてるけど、
中身が年相応だったから、
私には可愛いくて仕方なかった。
ロジーがいかつくすればするほど、可愛い弟だなあと思ってた。
そんなん言ったら本人不貞腐れるかもだけど。
もしくはガチコさんならいいよって言ってくれたかもしれん。


あいつやたらめったらTwitter更新するから、またかと思いながらいつも見てた。
まぁたなんか浸ってるねぇ、若いねぇ、なんてずまたんと話しててん。

話しててん。


若さゆえの、トガッてるみたいなとこあって。
でもそんだけ音楽に真っ向勝負してるってことだと思ってた。
いつも憧れの人みたいの持ってて、
自分の道模索して
上手くいってたかわからんけど、
自分で決めた道進んでるんやなと、思ってたよ。

違ったんだろか。
またすぐ飲めると思ってたから

また飲もうね、を伸ばし伸ばしにしてしまったよ。
新宿いるって呟いてる時、チャリでかけつければよかった。


久しぶりに熱を出して
寒くて寒くてグラグラして、
いつ起きたのかわからんけど、とりあえず携帯見たら


ロジーが死んだって連絡が来てた。


ははっ

嘘だぁ😃


って思った。
どんなに話してても実感なかった。

だって、私より何歳若いと思ってんのロジー。



どうやら本当に死んでしまったらしいということが、お通夜来て、お別れしてわかった。


ロジーは箱の中で寝てた。
ロジーの音楽に包まれて。


バカなの?
本当にバカか!!!
お前と飲む酒がしこたま残ってんだよ!!!

というようなことしか手を合わせても思い浮かばなかった。


朝川に飛び込んで死んじゃったロジー。

悪寒がして急に発熱した私の風邪は、
1晩立ったら消えていた。
もしかしたら、川で寒くて仕方なかったロジーが、挨拶に来てくれてたのかなとすら思ってしまった。


バカだなぁロジー。
君を、君の音楽を愛する人は、たくさんいるのに。

もっとたくさん話したかった。
もっとお互いの成長見せつけ合いたかった。


ロジー、今は安らかなのかい?

最近の君の話を聞けていなかったことを、お姉ちゃんは後悔しているよ。

お姉ちゃんは君の分まで頑張るから、
ちょっくら上から見ててくれ。

ガチコさんやるじゃん!って思ったら、
上から届けてよ、ロジービート。

今日は涙で空がぼやけるけど、
私が何か上手くいった時には
空を見上げてお前を思い出すからな。


みてろよ。


おバカなロジー。
私の可愛い弟ロジー。


おやすみなさい。