公演を終えて、お礼と、あれこれあれこれつらつらと。 | ガチコの『えぐりこむように打つべし!』

ガチコの『えぐりこむように打つべし!』

闘う声優ガチコ。
明日に向かって打つべし!打つべし!


スクランブルMAC vol.3
『ストーリー・セラー Story Seller』
2018年4月12〜15日
於:池袋シアターグリーン BASE THEATER

4日間、8公演、

無事に終了することができました。

1週間が経ちました。
未だに少し惚けています。
いろいろ持っていかれた、そんな感覚です。

ご来場頂いた皆様、
応援してくださった皆様、
支えてくださった皆様、
本当にありがとうございます。

本当に、本当に、ありがとうございました。


毎日幕を開けられること、これ以上の歓びはありません。
本当に魂削って込めた日々でした。
ありがとうございました。
間違いなく私の人生でトップクラスのビッグイベントでした。


全部ひっくるめて糧にして、次につなげます。

厳しいご意見頂けることも有り難く思ってます。
まだ、向上できるってことですからね!
(これは課金すると私に優しい言葉をくれる雅臣さんの受け売りです笑)

これからも、どうぞ宜しくお願い致します!!!!!!!!



















はい。
大事なのはここまでです。
この後は振り返ってつらつら書いておこうと思ってて、多分長くなるので最後まで読まなくて大丈夫なやつです。

燃え尽き症候群とかではないのですが、
なんかとにかく持っていかれた感覚です。
注いだ心血魂が、ごそっと自分から抜け落ちたような。
毎日Block Bを爆音で聴いて意識を保っているのです。
現実逃避を自覚することで現実を認識する感じ。


本公演3本目にして、一番の大仕事でした。
ブログを書こうと思ったものの、何を書けばいいのかよくわからないですね。

初演出でした。
過去に演出助手を一回と、演出を見据えて一人芝居やってみただけの私なので、圧倒的に経験値や引き出しが足りなかった。
でも、やりたい作りたい世界観は譲らないようにした。
拙くても、上手くできなくても、これは私が私の名前で作る作品だから。
譲らなかった。
それで良かったと思ってる。

良かったことは全て、キャストとスタッフが頑張ってくれたおかげ。
悪かったことは、全部私のせい。
そう腹をくくるために。
その為に自分の信じたことをやる。
なんか高校受験の時にSAPIXの先生がそんな事を言っていたんですよね。まさかのここに来て役に立つやつ。先生は確か受かったらそれは先生のおかげじゃなくて自分が頑張ったから、落ちたら先生のせいにしていいみたいなこと言ってた気がする。


振り返りますと、
今回の公演は上演作品が二回変わっているんですね。
年内に終わっていた準備は全部白紙になって、
12月に3回目の作品決め直して、権利クリアにして、年明けから死ぬ気で人集めて、形にしました。
1月の稽古場とか押さえてたけど、全バラしでしたからね。
だってキャスティング1月入ってからやり直しだったんですもの。
顔合せの日程決めたけど、主役が決まっていない恐怖とか。
途中何度絶望したことか。

そんな中、何で頑張れたのか。

思い出してみると、あれですね、

最終回をイメージしてやってました。

千秋楽、沢山のお客様を前に泣いている私と、仲間たち。
まだ1人しかいない時から、仲間と迎える千秋楽をイメージしてた。
そして流れるテロップ。
このドラマの最終回はこうなるはずだから。
そう信じて、言い聞かせてやりました。
複数回あった主演降板とか降板危機とか、最後は後頭部を何か鈍器で殴られたような感じで笑うしかなかったけど、きっと全て乗り越えて、全部ここにつながってたんだねって笑えるって信じてやりました。

全てが褒められた形ではないことは誰よりも私が身に染みてわかっています。
だけど、今回のメンバーが集まってくれたことは奇跡だと思ってます。

1人しかいなかった最初。
私と劇場以外白紙になったあの時。
もう誰も信じられん、とまでは行きませんが、途方にくれるとはこのことかと。

器の小さい人間なので、内心捻くれに捻くれ、こじらせきって一周しました。
で、酒飲んで1人でわんわん泣いて。
酒だけが味方だわ、みたいになって。

でも嘆いてばかりじゃ意味がなくて。
愚痴ってばっかだった頃に、遅さんに言われた一言で目が覚めました。
なんて言われたかは秘密。


目が覚めたので頑張ることにしました。
嘆いてても何も変わらないしな、と。
そしてそんな劇団事情は、お客様には関係ないことなのですよ。
幕を開けて見せられるものが全て。
当たり前のことを、忘れかけていた。



本公演3本目にして、
初めて本当の意味で劇団背負った気がしました。
まぁ、今までは演出が別だったので、作品内容については演出、という意識があったからだと思います。
なにもかも背負って、責任持ってやった感じ。
もちろん何もかも背負うとか言って、めちゃくちゃ周りの皆に支えられていて、だからできたんですが。

三回という数字をとても意識していて。
舛本さんが教えてくれたんですね。
何か事を起こすときは3回やって初めてやったってことになるんだよというようなお話を、当時アッパラパーだった私にしてくれたんです。
今思うとなんとありがたいことか。


私の周りにはなんて、

すごい人たちがたくさんいて

皆アドバイスをくれたり、話をきいてくれたり、力を貸してくれたりしているんだろう。



私はアホか。
その奇跡を自覚しろ。
その奇跡に感謝しろ。
そして、感謝は形にしろ。



今までどこか甘えがあって。
朗読劇にはたくさん出させて頂いていたけど、所謂普通のストレート舞台に立ったのは旗揚げ公演が初めてで、客演は3本、あとは自分のところだけ。
だから、舞台の基礎知識が無い。
という甘え。

でももう本公演3本やったので甘えません。
私は私の劇団に誇りを持つことができました。
スクランブルMACは、私が大事にしてきたものの結晶です。
知識は勉強でカバーする。勉強は得意です。
少ないけれど経験もした。

3回目にして、他の劇団さんから折り込み希望の連絡を頂きました。
3回目にして、舞台制作会社さんに営業かけてもらえました。
3回目にして、舞台告知サイトさんからも連絡を頂きました。

んなこと、今までありませんでした。

今回の公演は、私にとって明確に確実にステップアップでした。

だから私は、ちゃんと対等に渡りあわなきゃいけない。
いろんな関係各所と。
今まで経験させてもらったたくさんのことをちゃんと蓄積して。


兎に角旗揚げた一回目。
一発屋になりたくなくて足掻いた二回目。
満を持して迎えた三回目、のはずが全部崩れて何くそ負けるかふざけんなと立ち向かった三回目。

なんか信じられないくらい色々あったけど、

信じられないくらいたくさんの出会いと、奇跡としか思えないたくさんのことがあって、支えがあって、応援があって、三回目を終えることができました。


私は誇りを持ってスクランブルMACの活動を継続することを考えます。

勢いだけでやるターンは終わったと思うのです。
勢いは引き続き大事ですが、それだけじゃダメなんです。


私がNPO法人リコリタの活動と別でやってる声優団体コエコプロジェクトで、リユース・リデュース・リサイクルの3Rの活動を推奨していた時に印象的だった言葉が、

持続可能な社会を作る

っていうワードで。
これ何事もそうだなって。

持続可能であることは本当に大事なことだと。

3回やって劇団として存在を確立できた今、
次は持続可能な劇団運営を考えねばなんです。

それが巡り巡って、関わってくれた人や、応援してくれた全ての人へのお礼になると思ってます。



アイーダさんに、それはガチコのやりたいことにちゃんとつながってんの?
ってふと言われたことがあって。


あーー。

と、ちょっと思うところありまして。


目の前のことを一生懸命やるのは大事なことですが、
目の前のことばかりやってて、ふと顔を上げた時にそれが点になっちゃって自分の目指すゴールにつながってなかったら違うよなと。




というわけで、
舞台活動を一年休止するつもりです。
よっぽどのことがない限り。




もうやだ辞めるってんじゃなくて、
舞台活動を理由に、というか言い訳にして後回しにしてきたことをやります。
ちゃんと劇団の本公演やるために、土台作って来ます。

スクランブルMACは劇団というか、私のActing projectでして。
コンテンツ作りしようと思ってます。
小回りのきくやつをいくつか作って、動いていこうと。
現在原作取り寄せ中なので、届き次第読んで構想形にして企画として筋道つけてく。

でもって今構想中の本公演二作品についても準備し始める。
一つはキャスト決まってるんで、後は権利と時期と劇場。
一つは演出視野に入れてキャスティング意識して役者探し始めつつ、原書読んで訳を見直す。
これも権利と劇場の当たりをつけ始める必要有り。
でもってこれ以外の作品の本公演の可能性を検討。

あらゆるところからぶっ飛ばされるかもしれないのを覚悟で言いますが、私は劇団でのし上がるつもりはあんまりないんです。

私が信じる、大事にしたい作品を、大事に創り上げられる場所。

を、確立したい。
平たくいうと、やりたい作品をできる場所が欲しい、です。

だからのし上がるのは私なんです。
私がのし上がれば、それはより良い劇団運営につながる、という感じ。



いや本当に長くなってしまいましたね。
今回の公演を終えての所感と、今後の展開について、でした。
なんであんなに毎回舞台挨拶泣いてしまったのか。
自分でも不思議というか情けないというか。
でも毎回が私にとって宝物だったんです。
ストーリー・セラーという世界をつくれて良かった。
最初にずっ転んで、だけどそのおかげで出会えた景色。
私の思い描いていた最終回の景色が、そこにはありました。



最後に一つ言わせてください。

今回集まってくれたキャストは奇跡です。
誰が何と言おうと、最高のメンバーでした。
演出する時、漫画アニメゲームばっかりで例えてすみません。笑

尊敬できるキャストたちでした。
みなさんを心から愛してます。
誇りに思っています。
本当にありがとうございました。
全員、これからめちゃくちゃ活躍してください。
私は全員のファンです。


そして本当に最初から最後まで私を信じて応援してくれた池田カメラマン。
池田さんの写真と言葉にどれだけ救われたかわかりません。
自分が信じられなくても、池田さんが信じてくれる私のことは信じることができました。
(グレンラガンのカミナの名言のやつですね)

遺影まで面倒見てもらいますんで、これからもよろしくお願いします。






この公演を知ってくれていた全ての皆様


心から、心から、心から、


ありがとうございます。



スクランブルMAC主宰
萩生田真千子