徐々に、それは溢れるばかりの言葉となって、津波のように押し寄せ、僕を飲み込む。
さらに黄色い男共が、執拗にそれを繰り返してみせると、大勢の少年・少女たちはシートから立ち上がり始め、黄色い男共と一緒になって、その言葉を叫び始める。
広がり溢れ出ようとする言葉。
訳のわからぬ言葉を大勢の少年・少女たちは喋り始め、それが広がる。
言葉は呪文のように幾度となく繰り返され、会場には、それが大合唱のようになって反響し始まるのだった。
突然、全ての照明が一斉に消される。黄色い男共の姿は見えない。
赤・青・黄色の箱も、巨大な銀色に輝く旧式マイクロフォも、なにもかもが見えなくなる。
「エリア=豪壱=」には、ボコーダーによる黄色い男共の機械的なボイスが響く。
そして、それに先導された大勢の少年・少女たちの大合唱が一層大きくなって続いてゆく。
黄色い男共のボコーダーにきっちりと統率された少年・少女たちの大合唱の中に、不意に、割り込むようにして、大歓声が沸き起こる。
To be continued.
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