健康な身体が欲しかった。
今は健康な身体になったけど子供の頃は小児喘息で悲惨な時期を過ごした。
養護学校に転校して、治療した。
ただ、一番多感な時期を親元を離れて過したから親子の絆は歪な形になった。
同じ静岡県であっても伊豆と天竜では方言や習慣が違う。
さらに、伊豆から来たから差別もされた。
伊豆の人間は伊豆の人間で纏まるようになった。
中学1年で大人のような社会を経験した。
子供の頃欲しかったのは、家庭の温もりだったかも知れない。
敵と味方
こういう識別しか出来ない世界は子供の時にはしたくなかった。

