退職した生安部長が県警本部長の隠蔽工作を曝露した今回の事件。

県警本部長が警視長と言う事は、県警のランク付けで鹿児島県は低いですね。

東京都の警官の頂点は警視総監です。

ここが1番格式が高い。

静岡県などの大規模県警の頂点は警視監です。

階級社会の警察ですから、この差は大きいです。

鹿児島県警本部長も問題を起こして警察庁長官が記者会見をする事になった責任を取るでしょう。

キャリアはミスをしたら上には行けない組織です。

今年で人事異動になるけど左遷人事になるでしょうね。

それを狙っていたのかもしれない。

警視長と言う階級は、東京都なら刑事部長、交通部長辺りの階級です。

県警本部長から部長になることはない。

本来なら鹿児島県警から大阪府警察本部長になって階級も警視監になるのがコースです。

それで退職して天下りと言うのがキャリア警察官のコースです。

それも今回の問題でご破算でしょうね。

自分だけでなく警察庁長官に迷惑をかけたことが重大な過失なんです。

警察官の頂点は、警察庁長官です。

その人の顔に泥を塗りました。

事実を隠蔽工作した事がこれだけニュースになれば警察庁も動かざるを得ない。

処分される前に辞表を出すのが唯一の選択肢でしょうね。