お彼岸になると墓参りに行く人が多くいます。

私も本来ならば両親の墓掃除に行きたいです。

春はワラビなどの山菜が採れます。

子供が無邪気に墓の近くのワラビを採っていました。

袋一杯のワラビを採って帰りました。

母親がワラビのおひたしや味噌汁を作りました。

その夜、一家は全員吐き下しを起こしました。

一番多く食べた父親は重症でした。

採血結果で農薬が検出された。

子供たちがワラビを採った場所は土葬された人の墓の近くでした。

遺体を動物が食べないように農薬散布してあったのです。

昔は彼岸花を植えて予防していましたが今では植える手間を省いて農薬散布しています。

退院後に子供たちがおかしくなりました。

仕草が土葬された子供に似てきました。

それまでは、母親をママと呼んでいたのが、おっかさんと言う様になりました。

食べ物もジャンクフードほ嫌い、煮付けや干物を好む様になりました。

これはおかしいと両親は思いました。

除霊できる霊媒師を自宅に呼びました。

子供を一目見た霊媒師は言いました。

とんでもない霊がお子さんには憑いています。

私では払えません。

師匠のお寺さんに連れて行きなさい。

紹介状持参して、そのお寺に行きました。

住職は、墓に有ったものを食べましたね?

その物に魂が入っていました。

3時間かけてお払いをしました。

私ももっと生きていたかった。

そう叫んで子供は倒れました。

こうして除霊は成功しました。

のちに家族は土葬された子供の墓にお供え物を挙げて線香を挙げました。

それからは平穏無事で過ごしています。

墓の近くの山菜は採らない事ですね。