自己肯定感を高めるために、「人はほめて育てるべし…」という風潮から、子どもを叱らない、叱れない親たちが増えているそうです。
しかし、なんでもかんでもほめればいいというのではありません。
例えば、人から物を奪ったり、勉強をさぼったり、スマホばかりをいじっている時も叱ってはいけないからと言って見過ごしていたら、その子はどうなるでしょうか?
人の心の痛みも分からず、倫理観もないようなわがままな人間に育ってしまうことは明らかです。
また、人生の局面で失敗した時に、挫折した経験がないと、つまづいたまま立ち直れなくなってしまう恐れがあります。
いけないことをした時は叱らなければなりませんが、大事なのは、感情的に叱るのではなく、なぜ、それが悪いことなのか、人にどういう影響をもたらすのか、後々どういうことになるのかを自分で考えさせて、答えさせて、腑に落ちるまで
理解させることです。
教育=educationの語源は
「本人が持っているものに気づかせる、引き出してあげる」
という意味だそうです。
つまり、外側から詰め込む、暗記させるのではなく、元から持っている能力を引き出すことが本当の教育ということです。
子どもを育てるというのは、時間はかかりますし、実に根気がいることなのですね。