世の中、ビジネス、教育、文化、芸能界等いろいろなジャンルで第一人者や成功者がいますが、なぜ成功したのか?


それは、専門スキル以外に、時代のトレンドを掴んだり、文章力があったり、パッションがあったり、後押しがあったり、運が良かったり…等といろいろな要因があると思いますが、その本質として一番大きな要因は、

自分の世界観や知識を「わかりやすく伝える力」(コミュニケーション力)のスキルに長けている

場合が多いということにあるように思います。


知識をわかりやすく伝えるという点では、池上彰さんが第一人者といってもいいでしょう。

難しいことも池上さんにかかれば、小学生でも楽々理解できるように説明してくれます。


大人の場合だと、今まで曖昧だったことが整理されて「目から鱗」ということばかり…

池上さんのわかりやすさのポイントはリンク先の記事にあるとおり、以下の点にあります。

・冒頭につかみを入れる

・質問を随時受け付ける

・自分の言葉と相手の言葉

・完全な理解

・情報をテーマごとに整理する

・簡素化する

・ビジュアル化する

・全体像を伝える

・まとめで締める


この内、「自分の言葉と相手の言葉」ですが、池上彰さんは、常に聞き手が分かる言葉で、話そうとしています。


テレビ番組ならゲストが分かる言葉で、大学での講義であれば、大学の学生が分かる言葉で、子供であれば、子供の分かる言葉で、といったように、聞き手のレベルに応じて、使う言葉を臨機応変に変化させています。

よく、医師、大学教授、エコノミスト等の専門家は専門用語を多用して説明しようとしますが、言葉の理解度は人それぞれですので、よく分からない言葉があると、その時点で聞き手の思考が止まってしまいます。


分かりやすい解説のためには、「自分の言葉」ではなく、「聞き手が理解できる言葉」で話す事が重要です。

とはいうものの、「聞き手」の言葉で話すというのはなかなか難しいですね。


そのためには、相手=聞き手の世界観(言葉の理解度)をよく知ったうえで言葉を意識的に選んで使うようにすると思います。

相手と対話を繰り返すことでしか、身に付かないスキルでしょうけどね。


参考 池上彰に学ぶわかりやすく伝える技術