ドイツの政治教育は、幼い頃から身近な事に関心を持ち徐々に政治的な事柄を自分の頭で考えられるようにしていくよう長期的に育成していく方針をとっています。
日本では法律というと、このように決まっているから守らなければならないと画一的に教えがちですが、ドイツでは、まず「当たり前であるを疑うこと」から始まるそうです。
「法律の意味をただ解説するのではなく、生徒たちが自分の頭で考えるように促す。当然のように受け入れていることをもう一度問い直し、自分も政治に関わる有権者だと気づかせるのが目的…」
教師の役割は、「多角的に意見が出て考えさせることをコーディネートすることであり、絶対に自分の主張を押しつけはならない」とされています。
日本に比べると自立的教育が随分進んでいます。ドイツ人が賢いわけですね。
「当たり前とされること(常識)を疑うこと」というのは教育に限らず、ビジネス発想、コンテンツや作品の創造、様々な戦略を練る時にも大事な考え方。時代は常に変化しているので、目の前のことをただ受け入れるのではなく、固定概念を疑ってみたり、視点を逆にしてみたり、融合してみたり、ズームインしたり、ズームアウトしてみたりして物事を多角的に考える習慣を身につけたいものです。