NHKのあさイチで「つながらない生き方」が特集されていました。


スマホで、ママ友同士のやり取りでLINEの返事に追われて、返事を返さないと仲間外れにされるのではないかというプレッシャーに悩んでいるという話。こういった話を最近よく耳にします。もはやスマホ依存症といってもいいでしょう。


学生時代からの友達等の友人関係なら多少は放置したり連絡はとっていなくても、どこかで繋がっているという感覚はありますが、ママ友という我が子を通じての身近な関わりの中では、数少ないつながりです。繋がりの輪から外れると、取り残されるのではないかという大きな不安が生じるのでしょう。これは当事者にしか分からないでしょう。大変ですよね。


しかし、スマホ依存度が続けば結果的に自分自身を見失ってしまい、むしろ孤立感は深まるばかり。果たしてこのままでいいのでしょうか。


番組では、鎌倉で行われている「デジタルデドックスツアー」が紹介されていました。このツアーでは、スマホ、携帯を主催者に預けて、スマホ、携帯に頼らずに街中探検をし、人とのコミュニケーションを通じて目的の場所へ向かいます。スマホ依存を一度断ってみようというイベントです


普段は何でもパソコンやスマホで検索をして簡単に調べるので便利ですが、これでは、自分で考えたり、想像する力が劣化してしまうかもしれません。人に聞いたり、話したり、考えたり、写真を撮らずにキレイな場所を目に焼き付けて五感で感じることで、本来の人間らしさが取り戻せるような気がします。


こういったデジタルデドックスでスマホ解毒をするのもいいのですが、心理学を研究する私の妻によれば、「もっと他人のことを思いやろう」と言います。


デジタルデドックスツアーに参加した人の話によると、これまで四六時中LINEに書き込んでいたので、「自分が冷静になれるいいきっかけになった。」とか、「自分が他人に振り回されていたのと同時に、如何に自分が他人に対して負担をかけていたのかが分かった。」とのことでした。


妻の言葉を借りれば、スマホ断食をしたことで他人に対する配慮を忘れ、自分本位に陥っていた自分にやっと気づけたわけです。


最近はメールでのやり取りが当たり前になっているので、人生の大事な場面、例えばプロポーズするとか別れ話もメールで済ましてしまうという人も結構いるそうです。それだけ、デジタル時代の進行は同時に対人コミュニケーションの欠如を増幅させているといっても過言ではないと思います。


何事も過ぎたるは及ばざるが如し。スマホを使う時間やアクセスについて、ルール決めをするのもその一つ。もっと、相手のことを配慮しながら自分の言いたいことを相手に伝えていく対人コミュニケーション力を身につける人が増えて欲しいものですね。


参考 つながらない生き方【あさイチ特集】スマホとママ友との繋がり


参考 あさイチ「つながらない生き方」スマホ依存症やママ友付き合い対処法!