「いいところも悪いところも、あるのがあたりまえ!」というのは、バリ島のコスモロジー(宇宙観)だそうです。
結婚生活がうまくいくようにするための、コミュニケーションの秘訣として、
2.相手の気になるところは、とりあえず片目をつぶる
3.片目をつぶり切れなくなったら、
というのが、ポイントだそうです。
とにかく、相手のいい所を見て、誉めて活かして付き合うというのは、友達づきあいでもビジネス面でも大切なことですね。
もうすぐ結婚するという方から、「なんだか、ホントにこれでいいのか迷っちゃって…」という相談がありました。
これをマリッジブルーというのでしょう。でも、これから一生、一緒にいる人です。未知のことですから、迷ってしまいますよね。
結婚を決める、という一大決心をしたからには、「この人となら幸せになれる!」と思ったはずです。
その人のいい面や、自分にとって刺激になる面…そういうところがきっとポイントになったわけです。
しかし、いざ結婚が決まり、冷静になってくると、他の面も見えてくるものです。
人間にはいろいろな面があります。自分が好きな面もあれば、同じ数だけ、馴染まない面もあって当然です。
そして、そういった面に気がつき始めると、「本当にこの人とやっていけるのかな?」と迷いが出てきてしまうものです。
結婚のアドバイスで、
「片目をつぶって、相手を見ましょう」
というのがあります。
気になる点、苦手な面というのは必ずあるもの。しかし、それにいちいちこだわったり相手に指摘をしていたら、雰囲気が悪くなってしまいます。
だから、片目をつぶるんですね。
そうするうちに「ま、いーか」と気にならなくなればOKです。
でも、「自分さえ我慢すれば…」というのが膨らんでくると、いつか爆発してしまいます。
友達というのは、自分と気の合う人…馴染む面が多い人を選ぶものです。
しかし、結婚相手というのは、馴染まない面が多い人のほうが、「魂磨きになる」ということで選んでいることも多いそうです。凸凹の魂がこすりあって削られて、つるつる、まろやかになっていくのです。
だから、「相手の気になる点」というのは「自分が受け容れる必要がある点」というのでもあるのでしょう。
もし、相手が時間にルーズであったら、「時間は守らないといけないのに」、「迷惑をかけることに抵抗がないなんて」、「それに合わせていたら、私までルーズと思われてしまう」…いろいろな否定的な思いが浮かんでくるかもしれません。
でも、人類が67億人いる中で、結婚まで考える人というのは、奇跡的な確率のご縁がある人です。
その人を否定するだけでなく、必ず学ぶ面が、お互いにあるはずなのです。相手も、「時間を守る」ということをもっと意識し始めたら、社会的にも、もっと認められるようになるでしょう。
そして自分も、「時間を守らないなんて最低!」と思っていたなら、「あれもアリなんだなあ」と学ぶことがあるのです。「あれくらい大らかでもやっていけるんだなぁ」と肩の力が抜けるかもしれません。
「自分は悪く思われることに怖れがあるんだな」と心のクセに気がつくかもしれません。このようにして、お互いが磨かれていくのでしょう。
結婚をはじめとする、すべてのコミュニケーションのコツは、
2.相手の気になるところは、とりあえず片目をつぶる
3.片目をつぶり切れなくなったら、
このような感じで、コミュニケーションを密にすると、ストレスが少なくなると思います。
国や習慣が違えば特に、自分の「こう」は、相手の「こう」とは違うものです。でも、伝えればお互いの思っていることが分かるのです。
素直な気持ちで、バリ島のコスモロジー(宇宙観)のように、「いいところも悪いところも、あるのがあたりまえ!」そんな思いで、一生のお相手とおつきあいしていきたいですね。
これは、すべての人間関係にも、ものごとを考えるうえでも、バランスがとれた考え方だと思います。
たくさんの人と交わって、たくさんの考えに触れ、魂を磨きあっていきたいものですね!
(以上)