「氣」の鍛錬の第一人者、藤平光一氏の著作「氣の威力」の要約文を掲載します。(大変長くて恐縮ですが要保存版です。)
仙骨、臍下丹田を活性化させることで、代謝をよくしダイエット効果があるということをこれまで日記で書いてきましたが、
この著書を読むと、意識を「臍下」の一点において全身の力を抜くき、体の重心を下におくことで氣力を高め(氣を出す)、真のリラックス、心身統一、そして最高の能力が発揮できると説きます。
(以下、要約文を引用)
この天地には「氣」という素晴らしいエネルギーが満ちあふれていますそのエネルギーはもちろん私たちの体の中をも駆けめぐっているのですこれを上手に利用すればありとあらゆる人間の可能性が無限に広がっていきます。対人関係、健康、ビジネス…日々を明るくし、人生の成功をつかむことも可能になるのです。
■偉大なパワーを引き出す
「氣」を使いこなすには、どうしたらよいか。
それは心をコントロールすることに掛かっています。
心をコントロールすることができれば、自分の中に潜んでいる偉大なパワーを引き出すことができるのです。
では、心をコントロールするにはどうしたらいいのか。
それは、何よりも心身を統一させることです。
心身統一ができれば、希望の扉を開く鍵を手に入れたのも同然でなのです。
■「氣」とは
人間の心も肉体も、一木一草も、太陽も星も地球も、天地にあるすべてのものが、この「何もないが、何かあった状態」、つまり無限に小なるものから生じてきたのです。
これらを総称して「氣」と言います。
この氣のことを、別の言葉で「神」と「仏」、「大宇宙」など様々な呼び方があります。
「氣」は、無始無終であり、増えも減りもしません。諸行無常、つねに流動しているのです。
すなわち、氣そのものは変わらず永久不変だということなのです。
■天地の氣を囲ったものが生命
私たちの生命は、天地の氣を心身で囲っているのです。「氣」はつねに天地と交流しています。
肉体も、天地の「氣」から生じたものです。「氣」そのものから見れば「私は天地の氣だ」ということになります。
私たちは、呼吸のみならず、全身で天地の「氣」と交流しているのです。
■心身を統一する四大原則
心身一如という言葉があります。心と体は常に一つに統一して使うべきものであるという教えです。
もちろん、これは「氣」の実践にも当てはまります。
心と体が統一された状態「心身統一体(自然体)」というのは、実は氣が外に出ている状態なのです。
逆にいえば、この統一体さえできれば、いつでもどこでも「氣」を出すことができるのです。
【心身統一の四大原則】
1.臍下の一点に心をしずめ統一する
2.全身の力を完全に抜く
3.体のすべての部分の重みをその最下部におく
4.「氣」を出す
この四大原則は、寝ながらでも、仕事をしながらでも、いつでもどこでも簡単にできます。
「氣」というパワーを利用すれば、自分のもてる能力の二、三倍どころか、十倍の力が出せるのです。人の最高の能力を発揮できるようにすること、それが「氣」を出すことなのです。
1.「臍下の一点に心をしずめ統一する」
■臍下の一点の位置
臍下丹田というと下腹部を意味するので、心を集中するには広すぎます。心を集中するなら、やはり一点に帰さねばなりません。
そこで「臍下の一点に心をしずめ統一する」ことが重要になります。
「臍下の一点」とはどこかというと、昔から「ヘソ下三寸」と呼ばれてきたところです。
この一点を指で押さえ、力を入れようとしても入らないところが、臍下の一点です。この一点に心をしずめるのです。
臍下の一点は、肉体的な力を入れようと思っても入らないところなので、ここに心を定めると、全身の力も抜けます。
■本当のリラックスとは
心をしずめるという行為は、どうしてもむずかしく考えてしまいがちです。そんなときは、上体の重みが落ちつくところがヘソの下の一点にある、と思っていれば、自然に心はしずまり、統一ができるのです。
このように臍下の一点を定めることを「腹をきめる」「腹をすえる」といいます。また、そうすると、どんなときでもリラックスできるから、「腹が太い」ことになります。本当に気持ちよく「腹から笑う」こともできます。
腹のすわっていない人間は、ここ一番というときに大きな仕事はできないから、大物にはなれないと言われています。
その腹を鍛えたかったら、いまからでも「臍下の一点に心をしずめ統一する」という第一原則を実行することです。
■あなたは天地の中心である
臍下の一点に心をしずめて統一すれば、自然に天帝に心が集中し、自然に脳髄の思考も統一されます。
「天地は無限の半径で描いた無限の円」
私がどこにいようと、どう動こうと、私はつねに無限の円の中心、つまり天地の中心ということになります。
そして、天地を集約したのが自分であり、さらに集約したものが臍下の一点なのです。
2. 「全身の力を完全に抜く」
■天地に任せきる
人間は緊張したままでは、疲労困憊してしまいます。
毎日の生活のなかで、リラックスできるようになることは非常に大切なことです。
リラックスは「力が抜けた」状態ではなく、「力を抜いた」状態です。カゼを引くのも、氣がゆるんだとき、「力が抜けた」ときです。「力を抜く」とは、「ドゥ・ナッシング」ということです。天地に任せきって何もしない状態、心身統一の状態のことです。これが本当のリラックスであり、実は心身の一番強い状態なのです。
■リラックスした状態が最強
野球やゴルフでも、力を入れて打ってもボールは遠くへ飛びません。なぜなら、力を入れると氣が引っ込むからです。リラックスして打つと、ボールは逆らわずに遠くに飛んでいくはずです。
また、アイデアを練るときや判断するときもリラックスしていると、良いアイデアが閃き、冷静な判断ができるのです。
■本当にリラックスするには
リラックスとは、伸び伸びと自然の状態に任せることをいいます。体の重みが落ちつくべきところに落ちつけるから、リラックスできるのです。上体の重みの落ちつくところが、臍下の一点です。
臍下の一点という、力の落ちつく先を見つけてやって初めて、上体の力を安心して抜け、体の各部の重みがそれぞれ落ちつくべきところに落ちつくことができるのです。これがリラックスなのです。つまり、第一原則ができれば、第二原則は黙っていてもできているのです。
3.「体のすべての部分の重みをその最下部におく」
■体の重みが下にかかるのが自然の状態
すべての物体の重みが下側にかかるのは、自然の法則として当たり前のことです。人間の体も物体である以上、何もしないでリラックスしていたら、当然、体のすべての部分の重みはその最下部にかかるはずです。
リラックスしている状態、これを「落ちつき」といいます。人間にとって当たり前な状態です。
しかし、いざとなると、これがなかなかできないのです。
体の力の落ちつき先は臍下の一点です。
力の落ちつく先を見つけてやれば、安心して全身の力を抜くことができ、リラックスができます。そうなると、全身の重みは自然にその最下部にきて、落ちつくようになるのです。
■肩こりは防げる
パソコンに限らず、美容師といった職業でも肩こりはつきものとなっています。そもそも肩こりは職業病などではなく、習慣病なのです。
人間の手も作業をするときに、上に力を入れるからいけないのです。
「重みは下」
はじめる前に一言、そう言ってみるのです。そうすれば、キーボードを叩く指も、重みは常に下にきます。これを時々言うだけで、絶対に肩の方へは上がっていきません。たったこれだけのことで、パソコンによる肩こりも美容師などの肩こりも、すべて防げるのです。
■「重みは下」は万病の予防
「重みは下」という言葉によって、ほとんどの病気は防ぐことができるものです。重みが下にあるということが意識されれば、血液の循環がよくなります。血液の循環と氣の流れはイコールと考えられます。
氣の流れがいいときには、血液の循環もいいし、血液の循環がよくなれば、氣の流れもよくなってきます。
4.「氣をだす」
■氣が出ていることを体感できる
氣を出すために、特別なことはしなくていいのです。「氣が出る」と考えた瞬間、あなたから氣が出ています。
言葉をかえれば、これは心を積極的に使うということです。
心が体を動かすのであるから、心ができると思えば、そのとおり体が動いて、今までできなかったようなこともできるようになるのです。
リラックスしてありのままの状態、心身が統一され、すべてを天地に任せきった状態になっていれば、氣はほとばしり出ているのです。
そのありのままの状態のときに氣が出ているとわかれば、氣がどのようなときに出るかも、実感できるのです。
■臍下の一点に心をしずめて統一することを知る
臍下の一点に心をしずめて行動すると、度胸がつくだけではありません。不思議とカンが鋭くなってきます。
臍下の一点に心をしずめている人は、心の真の落ちつきがあるので、突然起こった異変にも氣がつきます。
さらに、臍下の一点に心をしずめると、心の波もしずまり、冷静な決断力、判断力を養えるのです。
■氣の呼吸法は不老長寿の妙薬
呼吸は生命存続の源であります。
呼吸がうまくいかないと、体に故障を起こします。
現代のストレス社会では、ストレスをうまく解消できずに、ストレスから毛細血管を縮小させています。
真の健康を得るには、正しい呼吸をして、全身にくまなく酸素がゆきわたらせ、完全燃焼をさせることが大切です。
氣の呼吸法は、"不老長寿の妙薬"とも呼ばれています。
氣の呼吸法で、全身にくまなく酸素をゆきわたらせ、完全燃焼をさせることができるのです。
これを行っている人は、全身にいつでも新鮮な氣がみなぎり、皮膚の新陳代謝が活発で、小じわなどよらず、若々しく元氣なのです。
普通の人は一分間に15、16回呼吸していますが、これを一分間に4回以内の呼吸でおさめます。
「長生き」とは「長息」です。
これをやるとやらないでは、一生のうち、精神的にも、健康的にも大変な差ができるのは当然です。
氣の呼吸法を行えば、全身に生命力がみなぎり、プラスの身体となります。生き生きとした楽しい人生を会得できます。
■天地と一体となる
氣の呼吸法は、氣の修練の上で大きな意義があります。
吐く息は 天地よろづ代に及び
吸う息は 腹内の寸分の中に収まる
自分の吐く息が、天地の涯(はて)まで貫き通るだと思って吐きます。すなわち、氣を出して吐き、そして、体内の邪氣、悪氣をことごとく吐き清めるのです。
吸うときは、天地清新の氣をことごとく吸いあげて、臍下の一点に収めます。このとき、全身に、清新の氣が充満するのです。
自分が呼吸しているのではなく、天地そのものの呼吸に任せて呼吸しているのです。
「我が天地か、天地が我か、すなわち天地と一体となる至妙境に至る」呼吸法なのです。
■氣の呼吸法で記憶力・集中力を養う
中村天風師は、美術館で数分間絵を見つめたあと、家に帰り、絵を完璧に模写することができました。
人は師の記憶力・集中力に感嘆しましたが、心身統一の力を応用すると、このようなことも可能となるのです。
頭脳もカメラと同じようなもので、両眼はちょうどレンズに相当します。
「氣の呼吸法」を修練して心がしずまるようになると、放っておいても氣が出るようになります。
本を読むと、両目から出た氣が、ページの上でピタリとピントが合い、頭脳に明瞭に写るわけです。
つまり、頭によく入り、なかなか忘れないのです。
■人前であがらない方法
大勢の人の前に立つと、たくさんの人たちの視線に射られてしまい、あがってしまうことがあります。
「落ちつこう、落ちつこう」と考えるほどあがってしまうのです。何をどこに落ち着けたらいいか知らないから、落ち着けないのです。
心身統一の四大原則の通り、体の力の落ち着き先は「臍下の一点」です。力の落ち着き先を見つければ、安心して全身の力を抜くことができ、リラックスできます。
それでも落ち着けない人は、氣の呼吸法を毎晩、寝る前に10分~20分行うことをお勧めします。
心の波が無限にしずまっていく状態を落ち着きといいます。
その落ち着きが潜在意識にしみ込んで、いざというときに少しでもあがらない自分に驚くのです。
(以上)
仙骨、臍下丹田を活性化させることで、代謝をよくしダイエット効果があるということをこれまで日記で書いてきましたが、
この著書を読むと、意識を「臍下」の一点において全身の力を抜くき、体の重心を下におくことで氣力を高め(氣を出す)、真のリラックス、心身統一、そして最高の能力が発揮できると説きます。
(以下、要約文を引用)
この天地には「氣」という素晴らしいエネルギーが満ちあふれていますそのエネルギーはもちろん私たちの体の中をも駆けめぐっているのですこれを上手に利用すればありとあらゆる人間の可能性が無限に広がっていきます。対人関係、健康、ビジネス…日々を明るくし、人生の成功をつかむことも可能になるのです。
■偉大なパワーを引き出す
「氣」を使いこなすには、どうしたらよいか。
それは心をコントロールすることに掛かっています。
心をコントロールすることができれば、自分の中に潜んでいる偉大なパワーを引き出すことができるのです。
では、心をコントロールするにはどうしたらいいのか。
それは、何よりも心身を統一させることです。
心身統一ができれば、希望の扉を開く鍵を手に入れたのも同然でなのです。
■「氣」とは
人間の心も肉体も、一木一草も、太陽も星も地球も、天地にあるすべてのものが、この「何もないが、何かあった状態」、つまり無限に小なるものから生じてきたのです。
これらを総称して「氣」と言います。
この氣のことを、別の言葉で「神」と「仏」、「大宇宙」など様々な呼び方があります。
「氣」は、無始無終であり、増えも減りもしません。諸行無常、つねに流動しているのです。
すなわち、氣そのものは変わらず永久不変だということなのです。
■天地の氣を囲ったものが生命
私たちの生命は、天地の氣を心身で囲っているのです。「氣」はつねに天地と交流しています。
肉体も、天地の「氣」から生じたものです。「氣」そのものから見れば「私は天地の氣だ」ということになります。
私たちは、呼吸のみならず、全身で天地の「氣」と交流しているのです。
■心身を統一する四大原則
心身一如という言葉があります。心と体は常に一つに統一して使うべきものであるという教えです。
もちろん、これは「氣」の実践にも当てはまります。
心と体が統一された状態「心身統一体(自然体)」というのは、実は氣が外に出ている状態なのです。
逆にいえば、この統一体さえできれば、いつでもどこでも「氣」を出すことができるのです。
【心身統一の四大原則】
1.臍下の一点に心をしずめ統一する
2.全身の力を完全に抜く
3.体のすべての部分の重みをその最下部におく
4.「氣」を出す
この四大原則は、寝ながらでも、仕事をしながらでも、いつでもどこでも簡単にできます。
「氣」というパワーを利用すれば、自分のもてる能力の二、三倍どころか、十倍の力が出せるのです。人の最高の能力を発揮できるようにすること、それが「氣」を出すことなのです。
1.「臍下の一点に心をしずめ統一する」
■臍下の一点の位置
臍下丹田というと下腹部を意味するので、心を集中するには広すぎます。心を集中するなら、やはり一点に帰さねばなりません。
そこで「臍下の一点に心をしずめ統一する」ことが重要になります。
「臍下の一点」とはどこかというと、昔から「ヘソ下三寸」と呼ばれてきたところです。
この一点を指で押さえ、力を入れようとしても入らないところが、臍下の一点です。この一点に心をしずめるのです。
臍下の一点は、肉体的な力を入れようと思っても入らないところなので、ここに心を定めると、全身の力も抜けます。
■本当のリラックスとは
心をしずめるという行為は、どうしてもむずかしく考えてしまいがちです。そんなときは、上体の重みが落ちつくところがヘソの下の一点にある、と思っていれば、自然に心はしずまり、統一ができるのです。
このように臍下の一点を定めることを「腹をきめる」「腹をすえる」といいます。また、そうすると、どんなときでもリラックスできるから、「腹が太い」ことになります。本当に気持ちよく「腹から笑う」こともできます。
腹のすわっていない人間は、ここ一番というときに大きな仕事はできないから、大物にはなれないと言われています。
その腹を鍛えたかったら、いまからでも「臍下の一点に心をしずめ統一する」という第一原則を実行することです。
■あなたは天地の中心である
臍下の一点に心をしずめて統一すれば、自然に天帝に心が集中し、自然に脳髄の思考も統一されます。
「天地は無限の半径で描いた無限の円」
私がどこにいようと、どう動こうと、私はつねに無限の円の中心、つまり天地の中心ということになります。
そして、天地を集約したのが自分であり、さらに集約したものが臍下の一点なのです。
2. 「全身の力を完全に抜く」
■天地に任せきる
人間は緊張したままでは、疲労困憊してしまいます。
毎日の生活のなかで、リラックスできるようになることは非常に大切なことです。
リラックスは「力が抜けた」状態ではなく、「力を抜いた」状態です。カゼを引くのも、氣がゆるんだとき、「力が抜けた」ときです。「力を抜く」とは、「ドゥ・ナッシング」ということです。天地に任せきって何もしない状態、心身統一の状態のことです。これが本当のリラックスであり、実は心身の一番強い状態なのです。
■リラックスした状態が最強
野球やゴルフでも、力を入れて打ってもボールは遠くへ飛びません。なぜなら、力を入れると氣が引っ込むからです。リラックスして打つと、ボールは逆らわずに遠くに飛んでいくはずです。
また、アイデアを練るときや判断するときもリラックスしていると、良いアイデアが閃き、冷静な判断ができるのです。
■本当にリラックスするには
リラックスとは、伸び伸びと自然の状態に任せることをいいます。体の重みが落ちつくべきところに落ちつけるから、リラックスできるのです。上体の重みの落ちつくところが、臍下の一点です。
臍下の一点という、力の落ちつく先を見つけてやって初めて、上体の力を安心して抜け、体の各部の重みがそれぞれ落ちつくべきところに落ちつくことができるのです。これがリラックスなのです。つまり、第一原則ができれば、第二原則は黙っていてもできているのです。
3.「体のすべての部分の重みをその最下部におく」
■体の重みが下にかかるのが自然の状態
すべての物体の重みが下側にかかるのは、自然の法則として当たり前のことです。人間の体も物体である以上、何もしないでリラックスしていたら、当然、体のすべての部分の重みはその最下部にかかるはずです。
リラックスしている状態、これを「落ちつき」といいます。人間にとって当たり前な状態です。
しかし、いざとなると、これがなかなかできないのです。
体の力の落ちつき先は臍下の一点です。
力の落ちつく先を見つけてやれば、安心して全身の力を抜くことができ、リラックスができます。そうなると、全身の重みは自然にその最下部にきて、落ちつくようになるのです。
■肩こりは防げる
パソコンに限らず、美容師といった職業でも肩こりはつきものとなっています。そもそも肩こりは職業病などではなく、習慣病なのです。
人間の手も作業をするときに、上に力を入れるからいけないのです。
「重みは下」
はじめる前に一言、そう言ってみるのです。そうすれば、キーボードを叩く指も、重みは常に下にきます。これを時々言うだけで、絶対に肩の方へは上がっていきません。たったこれだけのことで、パソコンによる肩こりも美容師などの肩こりも、すべて防げるのです。
■「重みは下」は万病の予防
「重みは下」という言葉によって、ほとんどの病気は防ぐことができるものです。重みが下にあるということが意識されれば、血液の循環がよくなります。血液の循環と氣の流れはイコールと考えられます。
氣の流れがいいときには、血液の循環もいいし、血液の循環がよくなれば、氣の流れもよくなってきます。
4.「氣をだす」
■氣が出ていることを体感できる
氣を出すために、特別なことはしなくていいのです。「氣が出る」と考えた瞬間、あなたから氣が出ています。
言葉をかえれば、これは心を積極的に使うということです。
心が体を動かすのであるから、心ができると思えば、そのとおり体が動いて、今までできなかったようなこともできるようになるのです。
リラックスしてありのままの状態、心身が統一され、すべてを天地に任せきった状態になっていれば、氣はほとばしり出ているのです。
そのありのままの状態のときに氣が出ているとわかれば、氣がどのようなときに出るかも、実感できるのです。
■臍下の一点に心をしずめて統一することを知る
臍下の一点に心をしずめて行動すると、度胸がつくだけではありません。不思議とカンが鋭くなってきます。
臍下の一点に心をしずめている人は、心の真の落ちつきがあるので、突然起こった異変にも氣がつきます。
さらに、臍下の一点に心をしずめると、心の波もしずまり、冷静な決断力、判断力を養えるのです。
■氣の呼吸法は不老長寿の妙薬
呼吸は生命存続の源であります。
呼吸がうまくいかないと、体に故障を起こします。
現代のストレス社会では、ストレスをうまく解消できずに、ストレスから毛細血管を縮小させています。
真の健康を得るには、正しい呼吸をして、全身にくまなく酸素がゆきわたらせ、完全燃焼をさせることが大切です。
氣の呼吸法は、"不老長寿の妙薬"とも呼ばれています。
氣の呼吸法で、全身にくまなく酸素をゆきわたらせ、完全燃焼をさせることができるのです。
これを行っている人は、全身にいつでも新鮮な氣がみなぎり、皮膚の新陳代謝が活発で、小じわなどよらず、若々しく元氣なのです。
普通の人は一分間に15、16回呼吸していますが、これを一分間に4回以内の呼吸でおさめます。
「長生き」とは「長息」です。
これをやるとやらないでは、一生のうち、精神的にも、健康的にも大変な差ができるのは当然です。
氣の呼吸法を行えば、全身に生命力がみなぎり、プラスの身体となります。生き生きとした楽しい人生を会得できます。
■天地と一体となる
氣の呼吸法は、氣の修練の上で大きな意義があります。
吐く息は 天地よろづ代に及び
吸う息は 腹内の寸分の中に収まる
自分の吐く息が、天地の涯(はて)まで貫き通るだと思って吐きます。すなわち、氣を出して吐き、そして、体内の邪氣、悪氣をことごとく吐き清めるのです。
吸うときは、天地清新の氣をことごとく吸いあげて、臍下の一点に収めます。このとき、全身に、清新の氣が充満するのです。
自分が呼吸しているのではなく、天地そのものの呼吸に任せて呼吸しているのです。
「我が天地か、天地が我か、すなわち天地と一体となる至妙境に至る」呼吸法なのです。
■氣の呼吸法で記憶力・集中力を養う
中村天風師は、美術館で数分間絵を見つめたあと、家に帰り、絵を完璧に模写することができました。
人は師の記憶力・集中力に感嘆しましたが、心身統一の力を応用すると、このようなことも可能となるのです。
頭脳もカメラと同じようなもので、両眼はちょうどレンズに相当します。
「氣の呼吸法」を修練して心がしずまるようになると、放っておいても氣が出るようになります。
本を読むと、両目から出た氣が、ページの上でピタリとピントが合い、頭脳に明瞭に写るわけです。
つまり、頭によく入り、なかなか忘れないのです。
■人前であがらない方法
大勢の人の前に立つと、たくさんの人たちの視線に射られてしまい、あがってしまうことがあります。
「落ちつこう、落ちつこう」と考えるほどあがってしまうのです。何をどこに落ち着けたらいいか知らないから、落ち着けないのです。
心身統一の四大原則の通り、体の力の落ち着き先は「臍下の一点」です。力の落ち着き先を見つければ、安心して全身の力を抜くことができ、リラックスできます。
それでも落ち着けない人は、氣の呼吸法を毎晩、寝る前に10分~20分行うことをお勧めします。
心の波が無限にしずまっていく状態を落ち着きといいます。
その落ち着きが潜在意識にしみ込んで、いざというときに少しでもあがらない自分に驚くのです。
(以上)