【イラスト専門アカウント】

https://www.instagram.com/mac.to/?hl=ja

 

 

松本 人志(ダウンタウン)

 

わたしの青春時代からずっと…第一線で活躍されています。

「ごっつええ感じ」とか「ガキの使い」での面白さをよく耳にしますが、私としてはその前の…伝説の番組「夢で逢えたら」が面白かったなぁ…と、少しノスタルジーに浸ってます笑

 

 

一芸に秀でた人は、周りからはとても羨望の眼差しでみられがちですが、見えないところでの苦労や努力はあまりフォーカスされることはありません。

 

これは前回の記事にも似ているところかもしれません。

 

【過去記事】

「隣の芝生は青い…」と嘆いて足元をみると、自分の芝生に「青い芽」が出ていることに気づく…の巻

 

 

2年ほど前になるでしょうか。わたしは松本隆博さんの講演を聴く機会がありました。

 

松本隆博さん…はい、松本人志さんのお兄さんです。

 

現在はシンガー・ソングライターとしてご活躍中の松本さん。歌手活動以外にニート・フリーター対策の活動も積極的にされていらっしゃいます。

 

 

そんな松本さんは講演中にこういうお話をされました。

 

 

「僕らが幼い頃、ウチはホンマに貧乏でしたね。人志はよくその頃の貧乏話をネタにしてますけど…苦笑

 

その頃は貧乏とかは、周りの家庭もそうでしたから、僕ら兄弟もあまり惨めさはなかった。モノが無ければないで、知恵使ってましたから…オカンが「今日は焼肉!」って出てきたのは、肉の代わりにウインナーでしたから笑

 

でも…でもですよ?もし”現代の価値観”が僕らの子ども時代にあったとしたら…、そして同じように僕らの家が貧乏生活強いられたとしたら…僕ら兄弟は…引きこもりになってたかもしれんなぁって思うことがあるんです。

 

世間体を気にして「こうでなければならない」的な、まるで脅迫観念みたいな価値観です。昔はなかったこういう感覚が…いまは薄っすらある気がしますから。

そうなると僕ら兄弟は、耐えられたかなぁ…と思うんです。

 

もし僕ら兄弟がそういう価値観に押し潰されていたとしたら…皆さんが知ってる「芸人・松本人志」も「ダウンタウン」も、世の中に生まれてこなかったかもしれません」

 

 

松本隆博さんの講演は笑い話も交えてとても面白かったのですが…この言葉はかなりわたしの心に響きました。なぜなら…

 

 

この言葉を聴くまで、才能というのはやがて開花するものであって、あとはそれが早いか遅いかの問題とばかり思っていたからです。

 

まさか、自分の才能が周りの影響で潰されることもあるなんて、思いもしませんでした。しかも、自分の諦めとかではなくて、周りの環境や価値観によって潰されるかもしれない可能性があるとは…。

 

 

そう思うと、自分の才能とはなんだろうか…と改めて考えるきっかけになったのでした。

 

 

私は一体、何が出来るのだろうか?

本当は一体、何がしたいのだろうか?

 

 

わたしは現在、このブログやインスタグラムなどでイラストや撮影写真を投稿させてもらっていますが…それまではあまりオモテにこういう作品を出すこともなく…まぁ、会社では管理職でしたから、デザインとか外注に出すくらいなら自分がやった方がいいや…といった程度でした。

 

 

もしあのとき松本さんの言葉を聞き逃していたとしたら…わたしはSNSでの発信をしなかったかもしれないなぁ…と思ったります。

 

ずっと日の目を見せることが出来なかった私の作品を、現在は皆さんに見ていただけるようになっている。

見ていただいたことをきっかけに、制作や撮影のご依頼もいただけるようになっている。有難いことです。

 

 

わたしも苦労した分、ずっと温めていた制作意欲を爆発させるつもりで…日々の充実を感じつつ、世の中に必要な才能だと思っていただきたいものです。

 

 

今日もお付き合いいただきまして、有難うございました。

 

 

【写真専門アカウント】

https://www.instagram.com/mac.to_photo/

 

【わたしの履歴書】

https://ameblo.jp/mac-t0/entry-12318372029.html