適正金額について | マイペース営業マンの前向き人生

マイペース営業マンの前向き人生

35歳営業マンの悪戦苦闘

先日、私が乗っている車のメーター横の
「エンジン警告灯」が点灯しました。
最初何も分からず、とりあえず車を購入した
ディーラーへ。

排気ガス部分のセンサーが異常をきたして
いるとのこと。

修理するために、1万円かかるとのことでしたが、
お願いしました。このままで問題があれば困り
ますので。
部品の取り寄せに1週間かかりました。

実際、作業してもらうと10分程度で終わり
ました。
「大したことない作業なのに。高い部品だった」
と思って、領収書を見ると、

部品代5200円、工賃4800円となって
いました。
半分近くが工賃でした。

単純計算ではないですが、
時給         28,800円。
8時間労働では、  230,400円。
20日働いて  4,608,000円。
12か月働いて55,296,000円…

まあ、ずっとこんなペースで仕事している
わけではありませんし、担当した人にそのまま
お金が入るわけではありませんが、それにしても
すごい金額です。

じゃあ、自分でできるかと言うとできません。
やはり、お願いするしかありません。

もちろん、カー用品を販売されている会社なら
もっと安くできるかもしれませんが、近所で
自分の車の事を知っている会社となると、その
ディーラーとなります。

そこで感じたことは、そこでしかできない事は
対価が高くても、お願いすることになる。
それが、適正金額であるということです。

企業活動の視点で見ると、扱っている製品の差別化
が難しい物を販売している営業は、製品の金額を
単純に上げると他社に移られる可能性があります。

では、適正金額をコントロールする方法、できる
だけ高くして利益を上げる方法は何か。

製品の付加価値をあげることと、営業担当自自身が
相手のことを知って、価値を提供することだと思い
ます。

他では、代替できない価値について、相手は、
高いと思っても提示された対価を払います。

製品で差別化が図れない場合は、営業マンで
差別化を図るしかないと思います。

円高、デフレの世の中で生きるには、営業マンが
自分自身を磨いて適正価格を確保する必要があると
思います。