NASU耐は珍しく予選があって、予選順位でグリッドが決まった。練習では53秒台を

クリアしていたので気を楽にして望んだ予選であったが、51秒台と思いのほかタイムが出た。

手ごたえがあった。グリッドは6番手をGETした。



気をよくして臨んだ決勝レース、こんな先頭のグリッド始めてである。すこし緊張した。

ルマン式スタートはうまくいった。順調な滑り出しでトップグループで周回した。

特に第1コーナーの脱出速度は、いずれのラインをとっても前を行くマシンを

確実に直線で抜き去ることができたので楽だった。正直このエンジンには感動した。



いつにない順調な走行に一抹の不安があったがとにかくがむしゃらにトップグループを走った。

ポジションは過去最高の3番手を走っていた。とそのときである。ドンという音とともに

マシンが停止した。よくエンジンの周りを見回すと、なんとキャブレータがマニホールドから

外れていた。ちょうどインフィールドを走行中だったため、ショートカットしてピットに

手押しで戻ることができた。しかし、問題箇所をきちんと処置しないとまた起きる可能性があった。

そう、実は予選中にもキャブレータが外れるトラブルが発生していたのだった。しかしながら、

いままでそのようなトラブルに遭遇したことも無く、取り付けもしっかりしていたため、

正しい装着を確認して本番にのぞんでいた。



ISEさんは冷静だった。「これはワイヤリングして外れないようにしないと」

その意見に従った。順位は既にどん尻となっていた。


レースを終えてみると終始トップクラスのタイムをたたき出しつつも、結果的にトラブルにより

後ろから数えたほうがよいポジションに甘んじることになった。