レシピアント様がご妊娠されました~ | マックベビーUSA 代理出産 卵子提供 エージェンシー

マックベビーUSA 代理出産 卵子提供 エージェンシー

マックベビーUSAは米国ロサンゼルス(カリフォルニア州)にある、卵子提供、代理出産専門のエージェンシーです。
http://www.macbaby.us/index2.html

皆様、こんにちは。マックベビーUSAです。

 

米国では昨日から一斉にクリスマス休暇に突入し、昨日の夜は金曜日というのに人々が出歩いておらず、珍しく閑散とした風景です。

 

多くの人々は帰郷したり、家でゆっくり家族と過ごされているようです。

 

さて、前回のブログで書いたレシピアント様が無事着床され、無事順調にご妊娠中です。

 

通常ご移植から9日目に日本のバックアップクリニックで妊娠判定検査を受けていただきますが、今回彼女からは判定予定日を過ぎてもいっこうに判定結果の連絡がまいりませんでした。

 

判定検査が1週間過ぎても来ませんでしたので、おそらく陰性判定を受けられているのだろう、と察知してこちらからは判定の伺うメールは送りませんでしたが、米国クリニックの担当ナースが妊娠率の集計をとる為に結果を早く教えてほしいという催促メールがきていましたので、とうとうメールを送ってみることにしました。

 

何故か返答が数日あきまして、やっぱりダメだったのかと思っていた矢先に、陽性判定を受け、胎嚢確認の通知をいただきました。

 

ご妊娠のご報告と一緒に、また黄体ホルモンの膣座薬の問題が一緒に書いてございました。

 

レシピアント様は遠方にお住まいですので、移植サイクル中は弊社の東京にあるAバックアップクリニックに飛行機で通われ、比較的彼女の家から近い所で卵子提供のバックアップをしてくださるBクリニックにも電車で1時間かけて通われていました。

 

本来ならば電車で1時間でいけるBクリニックだけに通われれば良いはずでした。

 

しかし、このBクリニックのドクターがかなり癖のある方で、米国のクリニックからのリクエストを自分のやり方に強制的に変更してしまうのです。

 

彼女は不育症の検査で移植サイクル開始とともに米国ドクターからヒパリン注射開始の指示が出ていましたが、Bクリニックのドクターは普通は胎嚢確認できてからだから必要ないの一点張り。そしていつも高圧的な態度でレシピアント様がとても嫌な思いをされていいました。

 

移植サイクル中は1週間に1回日本の病院で検診に行っていただき、内膜の厚さ、エストロゲンと黄体ホルモンの値を米国のクリニックに送っていただくのですが、Bクリニックのドクターから、内膜の厚さだけで十分だ、ホルモン値に問題があれば内膜は厚くならないんだし、といい加減な対応でしたので、レシピアント様は移植サイクル中の4週間飛行機に乗って東京のAクリニックに通われることになったのです。

 

飛行機で通うことになりましても、Aクリニックでのバックアップの手際の良さと献身的な対応は彼女に安心感を与えてくださいました。

 

移植後、この米国ドクターからエストロゲンと黄体ホルモンの補充を妊娠10週目まで続けるようにという指示がでました。幸いにエストロゲンの補充薬は10週目まで十分な個数を米国のクリニックで購入されていましたが、日本でも手に入る黄体ホルモン膣座薬は日本で購入されるということでした。Bクリニックでの妊娠判定後、彼女が10週目までの黄体ホルモンの膣座薬を依頼しましたところ、日本のドクターからホルモン補充は普通は誰でも8週目までで十分だからそれ以上は処方しない、同じ膣座薬は今売り切れてないから他の飲み薬に変更して、薬なんてどれを使っても同じなんだから関係ないよ、と言われたそうです。

 

レシピアント様はご妊娠中でホルモンのバランスでストレスを受けやすくなっていますので、指示されているお薬が8週目までしか使えないという心配と不安で一杯のご様子でした。

 

直ぐに弊社は米国のクリニックに処方箋をいただき、翌朝ホルモン専門薬局へダッシュし、足りない2週間分の膣座薬をゲットしました。

 

これを1月1週目までに間に合うように日本へ持ち帰ってくださる方もお手配しました。

 

すると深夜になってレシピアント様から連絡がまいりまして、ダメ元でAクリニックに電話をされてご相談されましたところ、Aクリニックのナースが膣座薬の在庫がある薬局を調べてくださり、その薬局で2週間分の56個分を確保してくださったとのことでした!

 

レシピアント様は持病で内分泌系に疾患を持っていらっしゃいますので、もしお薬を8週目で終わらせていたらと想像しますと怖くなります。

 

不妊の原因は1人1人微妙に違っていて、千差万別です。彼女の場合は内分泌系の疾患が不妊の一番の原因だったと考えられますが、子宮内膜の傾きが急になっていて上の方を向いて曲がっていますので、普通のように受精卵をストレートに落とすと内膜には届かない形でした。菅を使って、お腹を押さえて、画面を見ながら、上に向かっている内膜の頂上に受精卵が到達するように移植するという技?を使っていました。そしてもし8週目で薬を終えていた場合には彼女の体からは未だ十分な黄体ホルモン、つまり妊娠を継続する為に一番重要なホルモンができない為に流産のリスクがあったということです。

 

不妊治療で高い成功率を出されているドクターは患者様の今までの病歴、不育症の検査結果、持病、エコー検査の診断、をもとに、千差万別の対応をします。

 

一般的な患者様が大丈夫だから、あなたも大丈夫、という対応は絶対にしません。

 

不育症疾患がなく、持病もなく、何も問題ない人であればBクリニックでご妊娠できるでしょうが、一般的でない人はそのドクターのもとでは不妊原因がわからず永遠に同じ不妊治療を繰り返すリスクがあります。

 

もし同じクリニックで2年以上も治療を続けているのであれば、現在通われているクリニックはBクリニックのようなところで出口のないスパイラルに入っている可能性がありますから、他のクリニックもチェックされ始めた方がいいいと思います。

 

クリニックの知名度、治療費が高い、沢山の人が通っている、というのは成功率には関係ないです。

 

マックベビーUSA

 

http://www.macbaby.us