こんにちは。
いつも情報を伝えて下さる気象庁の課長、青木元さんも、
予測が難しい現状に疲れて、日を追うごとに
表情がこわばり、声がかすれてきているように(心配しています)、
被災された方々も、先が見えない日を重ねている今、
声を出す気力も無くなってきている時期ではないでしょうか。
お亡くなりになった方々の無念の気持ち、家族や友人の皆さまの悲しみ、
そして、今まで暮らしてきた家や田畑などを奪われた皆さまの悲しみ、
僕には想像がつかず、心に寄り添っていく・・・なんて、いえません。
この震災で初めて知ったことですが、
熊本も台風の被害を受けやすい地域ですので、
暴風に打ち勝つために、重い屋根瓦が用いられていたんですね。
これも、想定の範囲外の家屋の倒壊に繋がりました。
防災のむずかしさを、痛感します。
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さきほど、
https://www.youtube.com/watch?v=UNbJzCFgjnU
の動画を観ました。
5年前の3月、九州を新幹線が縦に結ばれる直前に東日本大震災があり、
何の因果でしょうか・・・5年後、北海道まで新幹線がつながった途端、
九州新幹線の“基軸点”である熊本でも大震災がありました。
新幹線にエールを贈る無邪気にはしゃぐ皆さんの中にも、
被災された方がきっといらっしゃるんだろうと思うと、つらいです。
思えば、九州新幹線がダイレクトで結ぶ神戸では21年前に、
九州新幹線から山陽新幹線、東海道新幹線、東北新幹線と
乗り継ぐと至る栃木・福島・宮城・岩手では5年前に、
東京から上越新幹線に乗り継ぐと至る新潟では12年前と9年前に、
それぞれ大きな地震がありました。
また、東京都心部やその周辺では、立川以外、
大きな断層がほとんど無いとされていますが、
実際は、都市化が大きく進んだために、
断層調査が不可能であるために、
“仮に”断層が無いという扱いになっているそうです。
つまり、日本列島はいたるところで“地震”と
向き合わなければならないということになります。
ただ、日本列島各地で同時に大地震がおこることは、
ほぼ0パーセントに近い確率で、まずありません。
どこかの街が大変な状況になっても、その時、
その街に何らかのルートが繋がっておれば、
救援活動などの目的で、人が行き交うことができます。
飛行機が利用できない時は船。
船が利用できない時は鉄道。
鉄道が利用できない時は飛行機。
一極集中でこれらの交通インフラが整備されている場合を除いて、
どこかがダメになっても必ず“相互補完”ができますし、
仮に全てがダメになったとしても、一極集中でなければ、
被害状況も軽いところから早く復旧していきます。
そう考えると、北海道まで新幹線が繋がっていることにも意味があると感じます。
また、NHKやJR東海では、首都圏直下型地震に備えて、
いつもは東京で行われているさまざまな主要機能の取り扱いを、
首都圏から離れた場所に“サブ司令室”的なものを作り、
時々、訓練を行うことで、いつ首都圏がピンチに陥っても、
日常業務に影響が出ないように対策をしています。
つまり、行政的な視点から見ますと、
首都機能補佐スポットの増設
と
地方分権
を進めていけば、災害に強い日本の行政が生まれるはずなんです。
首都圏一極集中は、平和な日常では大きな恩恵をもたらしますが、
”万が一”の場合、代わりが無いので、ダメージを軽減できません。
“経費削減のために資源の集中投下”という傾向が強い現代社会ですが、
行政や運輸や農業漁業などといった、生活の“必須分野”では、
多少の無駄には目をつむり、“サブステーション”が欲しいなぁ、と思います。
とりとめのない話にお付き合いくださり、ありがとうございました。
MAC-21