さて、日本テレビ系報道番組
ZERO
のスポーツコーナーを観ていたワタクシ、
プロ野球のコーナーの構成に違和感、
いや、凄く不快感を覚えました。
それは、オリックスバファローズに所属する
バルディリス選手に対する“大賞賛”について。
日付でいえば昨日の試合、
オリックスが攻撃中の時、
ちょうどバルディリス選手が出塁し
一塁にランナーでいました。
その時の打者がナイスヒットを放ち
(打った宮崎選手は、ナイスプレーです
)、結果、バルディリス選手は
2塁→→3塁→→
と一気に駆け抜け、ホームへ向かうワケですが、
ちょうどボールも、バルディリス選手が
ホームへ戻って来るタイミングと同じくらいに
外野から帰ってきまして、
ホームベース上で、いわゆる“クロスプレー”と成りました。
タイミング的には微妙だったのですが、
何とかホームベースを奪おうと必死だったバルディリス選手。
なんと、外野からのボールを待っていた
相手側のキャッチャー目掛けて
体当たり
しにいったのです。
結果、キャッチャーの西武・炭谷選手はバランスを崩し、
ボールを掴み損ね、バルディリス選手はホームイン。
オリックスは1点を、文字通り“もぎ取る”コトになりました。
………………………………………。
まず、バルディリス選手については、
激しくタックルしに行っていたものの、
まだ、炭谷選手の上半身のバランスを崩す目的で、
腕を大きく伸ばし、炭谷選手に飛び込むという、
まさに“スーパーマン的ジャンプ”でタックルしたので、
スパイクを向けたり全身でぶつかったりする
“怪我をさせる”ためのタックルではなく、
正直、良くないプレーではあるものの、
厳しく責める必要まではないと思います。
問題は、日本テレビのスタッフの皆さん。
このタックルプレーを“ハッスルプレー”として、
バルディリスは素晴らしいっ!
と、褒め称えていたのです。
………………………………………。
言うまでもなく、ホームベースでの“クロスプレー”は、
キャッチャーに怪我を負わせるリスクが大きく、
余程キャッチャーが野球モラルに欠けた位置取りで
ホームベース辺りにいた場合を除いて、
決してしてはいけないプレーなのです。
それを、こともあろうに“高校野球”が開催されている今、
イケないプレーを“大絶賛”する
日本テレビスタッフにアナウンサー。
これでは、野球を知らない方々に、
ラグビーやアメフト的なプレースタイルが
野球でもあるんだ……と、錯覚させてしまうリスクがあります。
地方のテレビ局と異なり、
まだまだ予算に余裕のあるはずの在京テレビ局、
日本テレビさんですから、
スタッフに余裕をもたせて、
しっかり放映内容を考査し、
放映するのに適切なものか否か、
検証してからオンエアして欲しいのですが。
どんなに短い時間しか割かない項目でも、
真摯に、丁寧に報道して欲しいですね。
残念です。
MAC-21