かけがえのない人 その2「藤村忠寿」(下) | ~全ては、あしたの笑顔のために(^-^)~        MAC-21と「ぼちぼちいこか?!」

引き続き、MAC-21です。


藤村Dさんのハナシに、もう少し付き合って下さいませm()m。




彼はいわゆる「お笑い好き人間」として育った人です。


北海道の大学に通ってた頃、HTBにアルバイトで勤めており、

さらに「ひょうきん族」などのバラエティーが好きだったことが、

この業界に足を踏み入れた動機のようです。



・・・ところが、最初に配属されたのは営業。



しかし、結果的に東京で営業の仕事に就いたのも、

凝り固まった志向を持つテレビマンが多い中、

幅広い見識を彼につけさせたように思います。




その後、紆余曲折を経て、HTB本社の製作へ配属され、

半ば余剰要員的な理由でバラエティー製作班に残され

(ツブしの利く他のスタッフは、各番組に配置替え)、

期待されぬままに始まった番組が「水曜どうでしょう」。



さて、彼は「どうでしょう」を立ち上げる際、

以前担当していた番組でキラリと光る感性をみせていた、

ある大学生タレントを起用することになります。


そう、大泉洋さんです。


実力的には未知数でしたが、面白いことをあれこれ考えて、

笑わせようとしている“やる気”があるのを、

藤村Dは見抜いていたのです。


最近のお笑いタレントは、ダラダラとしゃべり、

意味不明な言葉をつぶやき、メリハリのない動作で

“笑われる”だけの人が多く、特に”赤いじゅうたん”系の番組では、

その傾向が強いのですが、お笑いの基礎教養を受けてないはずの

大泉さんの実力を見抜くことができたのは、

この藤村Dの「お笑いを愛する心」とでもいうものなのでしょうか・・・。


*藤村Dも「赤いじゅうたん」の番組を面白くないと評しております。


これらから判るように、藤村Dは、

かつて営業に携わっていたことからか、

「視聴率」というものをかなり重視しており、

シンプルに「面白い番組」を作ることに力を注いでる人です。


そのため、番組を盛り上げるために、

いくら出演者が嫌がろうとも、

“観てるほうを楽しませる”ために演出することに、

とことんこだわります。


その結果が「深夜バス」であったり、食い道楽とは名ばかりの

「ひもじい韓国旅行」だったり、ウイリー走行で危険な目にあう

「原付縦断旅行」だったりするわけです。


ただ、モラルに反することは行いませんし、

下ネタもほとんどありませんし、観てるほうが不快になるような、

激しいいじり(≒いじめ)も、初期の一部作品を除いてありません。



さじ加減を判らずに、過剰な演出を行うことで、

映ってる対象の“アンバランスさ”や“情けなさ”を見下した形で

“笑いをとった”とする、最近よくある番組にはない、

まごころや温かさが、この番組からは感じ取れます。




「どうでしょう」自体のレギュラー放送は終わりましたが、

「一生どうでしょうします」とのことで、

これからも、ホームページや不定期放送、

過去の作品のDVD化で、我々を楽しませてくれるはずです。



個人的には、藤村Dさんの新しい番組で、

新たな「バラエティー」を創造して頂ければな・・・と、

期待をしております(^^)。




長々と、とりとめのない文章で、失礼しました。



ほな、また今度!