ゴム手袋による接触皮膚炎について | マークレスターのブログ

ゴム手袋による接触皮膚炎について

水仕事をすると手が荒れるため ゴム手袋をはめて仕事をすると

手荒れがひどくなった人はいませんか?


ゴム手袋による接触皮膚炎の可能性が考えられ、ステロイド軟膏などで

炎症を抑える必要があります。


原因としては、弾性や強度を確保するために硫黄等を加える時に

反応を早くするための物質(チアゾール系等)や天然ゴムラテッ
クスによるアレルギーについても注意が必要です

一般の人でも1~6%の人が、ラテックス抗原に対する抗体を持ち、

感作されているといわれています。


症状としては、天然ゴムラテックスに触れた部分の痒みや赤みのほか、

顔の腫れや鼻水、くしゃみ、喉の痒み、全身性の蕁麻疹、喘息発作などが

みられることもあり、稀に重篤なアナフィラキシーショックを起こすケ
ースもあります。

症状が皮膚に限られる場合は、抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬、

ステロイド剤の内服により症状は軽快しますが、大切なのは予防であり、

アレルギー症状を起こさないようにすることです。


ゴム手袋は、医療用、介護用、炊事用などとして様々な場面で使われる

ので、特に注意が必要です。ゴム手袋の中には、手袋の内側にコーン

スターチパウダーを塗布したものがあります。これは、手袋同士が

くっつかないようにし、滑りをよくするために施されているのですが、

そのパウダーには多量のアレルゲンが吸着しています。

それを吸い込むことによって、症状を発現することも少なくなく、

手が荒れている人では、傷口からアレルゲンが入り込み、

感作されやすくなることも考えられます。

そこで、最近では、パウダーフリーの手袋の使用が勧められています。


ラテックスアレルギーを示す人のうち「ラテックスフルーツアレルギー」とか

「ラテックスフルーツ症候群」と呼ばれ、クリ、バナナ、アボカド、

キウイなどの果物で、口の中の痒みや違和感、蕁麻疹といったアレルギー
症状を生じることも知られています。

これらの果物に含まれる蛋白質とラテックスに含まれる蛋白質が

類似しているために起こる交差反応によるものとされています。