プール熱(咽頭結膜熱)
アデノウイルスというウイルスが原因の感染症です。
高い熱が出て、のどが赤く腫れて痛み、目には結膜炎の症状(充血、目やに、目の痛み、涙が出る)が出てきます。他に、せきや鼻水、頭痛、腹痛、下痢などの症状が出る場合もあります。のどが痛いので、食欲はありません。これらの症状が3~5日続きます。
正式には咽頭結膜熱といいますが、プールを介して伝染することが多いのでプール熱と呼ばれています。水だけでなく、空気中のウイルスを吸い込んだり、ウイルスのついたものを触って口に入れることでも感染します。年間を通してみられますが、夏に特に増え、7~8月がピークです。
治療法は?
発熱やのどの痛みを抑える薬を使った対症療法が中心になります。結膜炎の症状には、点眼薬を使います。
家庭で注意する事は?
のどの痛みで食欲がなくなっていますから、刺激がなく飲みやすいものや柔らかい食べ物で、栄養と水分を補給してください。熱が高いときは特に、脱水症を起こしやすくなります。お茶やイオン飲料などで十分に水分を摂るようにしましょう。
お休みするのはいつまで?
学校保健法に指定されています。症状がなくなってから2日間がすぎるまでは、登園・登校はできません。
予防はできるの?
有効なワクチン(予防接種)はありません。唾液や目やに、便の中にいるウイルスが感染源になりますので、タオルを共有することを避け、うがいや手洗いをしっかりしましょう。プールでは、水泳の前後のシャワーや洗眼、うがいを徹底することが予防法になります。