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ちょっと前に触れた若手の鰻職人が減少している後継者問題で
今後、どうしたら若手職人が育っていくのか!自分の考えです。
まず、今の若者は我慢する忍耐力が全体的に低下しているため、
昔のような厳しい職人修行では耐えられないと思います。(学校、家庭での躾が甘すぎる)
かと言って、辞めさせないように甘やかせれば、職人レベルの低下が伴う。
今のところ、親が鰻屋をやっているか、小職のように将来独立を考えてる変わり者
くらいしか踏ん張って職人修行を続ける者は少ないと思います。
そんな中で、鰻職人としてのモチベーションを高めることが大切で、
単純にここまで鰻が割けたら割きマスターとか、串打ちがここまでできたら串打ちマスターとか
焼きができたら焼きマスターとか、ある程度の調理工程に基準を付けてベテラン職人が
審査する。この時のスピードや精度などを総合的に審査して給料などを決定する。
これにより、仕事に対してもある程度の目標を持って打ち込めるのでは・・・
習い事に級や段があるのも、上達しようとするモチベーションを高める一つの材料とすれば
職人の世界にもそういうの、あってもいいのでは?逆にないとつまらない??
皆さんどう思います?