今日はフラの日♪ | 作業療法士 佐藤明子のブログ 宮城県仙台市より

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ま~ぶる(株) (体と遊びと暮らしにアプローチ)

本日はダウン症に特化したフラダンス教室「Makana」

本日7回目のレッスンでした。

フランダンス教室。
なぜ?

とよく聞かれます。

色々理由があるのだけど、

一番は、ダウン症のお子さんが安全に長く続けていける趣味になるのではないか。
と思ったから。

色々なスポーツや、習いものがあるけど、
ダウン症のお子さんに何かはじめさせるのであれば、

「安全に」が第1位。

さ~ちゃんのことがあり、私は、やっぱり頚椎が心配。

 

 



トランポリン、鉄棒、マット運動、平均台、サッカー、水泳の飛び込み、などは、

本当に心配しています。

運動を提供するなら、

身体のこと、理解してから提供して欲しいし、

保護者さん達も、ホント気を付けて欲しい。


だから、

ま~ぶる・び~との卒業生さーちゃんが、「フラダンス、やってみたい!」と
興味を持ってくれた時、フラなら、大丈夫と思った。

そして、私がリスペクトしているあや先生となら、
きっと素敵なお教室ができるかも!

と、思い始まりました。


フラダンスって、動きがゆっくりで、簡単そうにみえるけど、
実はそうではない!

動きがゆっくりだからこそ、
1つ1つの動作を丁寧にしないと、綺麗には見えない。

足の運び、指先の位置までも、丁寧に。

その、丁寧な動きができるためには、筋力が必要。

体幹がしっかりしていないと、優雅な綺麗な踊りはできない。



ダウン症のお子様は低緊張。

それゆえに、膝関節、股関節の微妙なコントロールが難しい。

フラダンスは、音楽に、空間に、人に、合わせて踊るモノ。

それだけ、コミュニケーション力が求められるものです。

フラダンスを通して、子ども達に色々な体験をさせていきたい。



この子達が大人になった時、

どこの国に行っても、音楽が流れたら、

自然に身体が動いて、踊れて、そこから、コミュニケーションが始めることができたなら、

凄く嬉しい。

英語が話せなくても、読めなくても、

音楽があれば、そこからコミュニティーが発展したら、

めっちゃ嬉しい♪


さてさて、今日のレッスンも、素敵でした。

子ども達は、少しずつ、踊れるようになってきています。

だだ、踊るのではなく、

綺麗に、優雅に踊りたい。

子ども達の頑張り、素敵です♪