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音速を超える、一本のコピー

33歳芸大生(職歴なし)が、文化放送のラジオCMコンテスト&宣伝会議賞を通して、電通へと駆け抜ける。コピーライター。現在は宣伝会議コピーライター養成講座上級コースに在籍。宣伝会議賞は、学生企画にも挑戦中。

「買ってもらえるか」よく、宣伝会議の講義でも、それをコピーの目標としている講師は多い。
しかし、それでいいのだろうか。「買ってもらえる」は、必要であって、本当のところは、「買ってもらったひとが、笑顔になる」がコピーの大目的なのじゃないだろうか。
ひとによっては異を唱えたくなるかもしれない。けれど、少なくともぼくは、こう思っている。「買ってもらったひとが、笑顔になる」
CMについてもそう。「買ってもらえるか」に終始してしまうのは悲しい。CMって、いちばん子供に影響の大きいものだから、教育的側面を考慮して、「流行っていても、耳障りな言葉は使わない」をぼくは貫きたい。
一回でも美しく、綺麗な言葉を、多くのひとに聞いてもらいたいと思っている。それで、笑顔になってもらいたい。
コピーライターが売るのは、感情。見えないものまで乗せなければ、明日など、見えない。音速を超える、一本のコピー。