音速を超える、一本のコピー -20ページ目

音速を超える、一本のコピー

33歳芸大生(職歴なし)が、文化放送のラジオCMコンテスト&宣伝会議賞を通して、電通へと駆け抜ける。コピーライター。現在は宣伝会議コピーライター養成講座上級コースに在籍。宣伝会議賞は、学生企画にも挑戦中。

今日も、僕は眠れない夜を過ごしている。窓から不安がチラリと覗く。そのたび、何度も考えた、考えたくない質問を自分に問いかける。
もし、自分に才能がないと知ってしまったら?病気が悪化したら?
答えは、ひとつなのだ。まわりのひとを尊敬すること。才能がないと知れば、才能があるひとと、才能がなくても努力をしているひとを尊敬することができる。病気が悪化したら、病気の大変さと健康の素晴らしさを同時に知ることができる。
もし、ラジオCMコンテストの最終審査の選考にもれてしまったら?
そのときは、自分よりも上のひとを存分に尊敬しよう。必要なのはきっと、嫉妬でもなく、純粋な尊敬の気持ち。
膝を抱える不安なこころには、背中合わせにして、希望が眠っている。今、それがまったく起きないとしても、「ああ、ちゃんといるんだ」そう思えたならそれでいい。挫折も何もかも、存分に味わってやる。僕にはできないことがたくさんあるんだ。それは僕が素人だから。これをずっと覚えて、進んでゆこう。
僕の前に道はない。僕の後ろに道はできる。
幸せはもう、僕のそばに、ちゃんといるよ。
ありがとう、苦しみ続けた過去の自分。