あるひ まぶちゃんは
おおきな おおきな たてもののなかに
5ひきのあかちゃんの ひとりとして
うまれました
はじめは きょうだいと
いっしょだったのに
まぶちゃんは ひとりぼっちに
なってしまいました
まぶちゃんは
とってもさみしくて
とってもさむくて
おなかも すいていました
そのとき
おおきなおててで
まぶちゃんをふかふかの
なにかで
あったかくしてくれました
でも まぶちゃんは
どこにつれていかれるのか
とっても とっても
こわかったの
そして
つれていかれたところは
とってもあったかくて
なんだか やさしいところだったの
あったかい なにかで
からだをふいてもらって
かわかしてもらって
ふわふわのなにかで
まぶちゃんをつつんで
ゆらゆらしてもらったの
しばらくしたら
おいしそうなにおいがして
まぶちゃんは
はじめてのミルクをもらったんだよ
まだ まぶちゃんは
ちいちゃくて ほにゅうびんでは
のめなくて スポイドっていう
もっと ちいさいので
ミルクをのんだんだよ
そのあと
おせなかを とんとんって
してもらって
また ゆらゆらしてもらったら
ねむくなって ねんねしたんだよ
あったかい あったかい
なにかが だっこしてくれてたの
それがね まぶちゃんの
おかあさんだよ
まぶちゃんはね
まだ へそのおがついたまま
おかあさんのところに
きたんだ
だから
おかあさんは げんきに
おおきくなるか
とってもしんぱいだったんだって
おいしゃさんにも
おなか ぽんぽんしてもらって
よちよちあるきまで
おおきくなったか
おかぜひいてないか
どこか いたいところないかって
おいしゃさんとおかあさんが
まぶちゃんを まもってくれたよ
とってもさむくて
おなかすいてたところから
まぶちゃんは
あったかくて おなかいっぱい
みるくをのめて
よしよししてもらえる
おかあさんが できたんだよ
まぶは
とってもうれしかったよ
