今週の日経平均は3週連続で上昇し
1991年5月以来となる26000円台を回復📊
週の前半は新型ウイルスワクチンの開発進展を好感した一方、
週の後半は感染拡大を懸念する展開でしたね。
為替は1ドル=103円台に進行した円高が警戒されて、電気機器や自動車、鉄鋼など景気敏感株が売られる局面もありました。
◆NYダウ3万ドル挑戦も焦点
来週の日経平均は、25500円を中心とした値固めの展開が予想されます。
国内1日あたりの新規感染者数が過去最大に増加し経済への影響が懸念されるマイナス材料と、
米国製薬企業ファイザーやモデルナによるワクチン開発の進展というプラス材料がせめぎあう展開が継続する見込みです。
今日発表された
GO toの見直しなどが気になるところですね。。
感染拡大が進み、国や自治体による行動制限を伴う措置が検討されることになると、相場へは一時的なショックの可能性があります。
また、新規感染者拡大のニュースがリスク回避の円買いを誘発する懸念もあります。
◆投資部門別売買動向 海外投資家
11月第2週(9-13日)の投資部門別売買動向を見ておきましょう。
海外投資家は現物・先物の合計で1兆円を超す大幅買い越しを2週連続で継続しており、需給面でのポジティブな材料も確認されています。
さらに、現物ベースで買い越しだったのは海外投資家のほかは証券自己のみで、逆張り志向の強い個人投資家にいたっては7000億円超の売り越しです。
こうした個人投資家らは換金化した資金をまだ懐に蓄えている可能性があるでしょう。
また、国内の機関投資家については、米大統領選の波乱に伴う下落を待ってから買いに転じることを決めていた向きが多いようで、11月に入ってからの上昇は確かに急ピッチではありますが、総じて買い遅れている投資家の存在は多いようです。
■ネット通販関連、EV、IPOへの関心高まる
ネット通販関連の決算が良い企業が多いですね。
スケジュール的には25日の米7-9月期GDP改定値と米10月個人所得・個人支出が注目されますが、感謝祭明けとなる27日の米ブラックフライデーにも関心が高まってきます。
週明け以降には
アマゾンが開催する年末の期間限定ビッグセール・サイバーマンデーも控えており、オンライン通販とクリスマス商戦の話題がメディアを通じて盛り上がり始め、ネット通販関連の動きに関心が向くところです。
このほか、物色的には、ゼネラルモーターズ(GM)が自動運転やEV(電気自動車)開発に2025年までに270億ドル投資する計画を発表したことを受けてEV関連にも関心が高まる可能性があります。
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