▷MDV<3902>が唯一無二と言われる理由
―――同業他社ない。

本日ストップ高!

(トレードステーションより)


MDVは医療データのビッグデータのパイオニアで、唯一無二の存在の企業です。

業界分析をする時には、どこでマネタイズするかを知ることが大事ですが、医療業界において、大きなマネタイズポイントは「医療機関から」または「製薬企業から」のマネタイズが大きな柱になります。

(馬渕作成)


医療機関からのマネタイズでは、「キャリアや電子カルテ」でのマネタイズが密集しているなかで、MDVは効果的で効率の良い治療法・他社病院と比較できるシステムの利用料でマネタイズしています。また、製薬企業からのマネタイズでは「ドクター向けマーケティング支援」が密集しているなかで、MDVは2900万人のDPCデータ分析を製薬企業に提供することでマネタイズしています。

太い2つの柱のなかでも他社とは別のポジショニングをしているため、同業他社が存在しない企業なのです。

医療機関から、患者さんのデータの提供を受けることは医療機関からの信頼関係なしには成り立たないことから、他社参入は難しいでしょう。MDVが掲げている、『提供されたデータを患者さんのため、医療現場の方々の為に役立つ情報として分析していきたい』という考え方に共感した医療機関の賛同があってこそなのだと思います。

 
決算を見てみましょう✍️

MDV<3902>

19年12月期の決算を発表では
営業利益は8.1億円で前期比2.3倍と急拡大しています。

一方、20年12月期は9億円で前期比11.2%増益見通しとなり、2ケタ増益のガイダンス受けて安心感も出たようです。

また、株主還元方針を変更して、
従来のQUOカード1000円分贈呈の株主優待を廃止する一方で、20年12月期末に3円の初配当を実施、60万株を上限とする自社株買いを実施することを発表しています✍️


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馬渕磨理子(まぶち まりこ)