2020年はエンジェル税制がより使いやすくなります💁‍♂️✨

先日モデレーターを務めさせていただいた
1月14日の「“ネットで”『エンジェル投資』徹底解剖」のセミナーの様子を産経新聞さんに掲載いただきました!

産経新聞経済本部編集委員・松岡健夫さんにはエンジェル投資の取材を何度もしていただいております。ありがとうございます。

メディアの方々を含めて応援してくださる方が少しずつ増えてきて本当に嬉しいです。

◆掲載記事はこちら◆
ベンチャーの育成は「父親のつもりで見守る支援者」が不可欠

エンジェル税制の国内の利用状況



そこで、今日は、エンジェル税制について

簡単にいうと
『ベンチャー企業に投資すると節税できます』

私もエンジェル税制を使える企業に投資しています。(FUNDINNOを通して)

エンジェル投資のイメージは『限られた富裕層がするもの』。そんなイメージがあるかもしれませんが、国の後押しもあり、‟私でも“できるようになっているのです。

先進しているアメリカでは
エンジェル投資の総額は米国では
2016年に2兆円を超えています。

日本では17年で45億円。

規模が違いますね。

そこで、日本でも普及すべく
2020年度の税制改正大綱でより使いやすく改正をすると打ち出しています。

また、企業にとってもエンジェル税制を活用して成長を実現した企業も多数いらっしゃいます。

中小企業庁HPに掲載がございます
株式会社マネーフォワード
(代表取締役社長 CEO辻 庸介氏)
創業期エンジェル投資家の方々に支えられて今があるとおっしゃっております。
(経済産業省から投資家の皆様へお知らせ(エンジェル税制)ロングver.)

では、具体的にエンジェル税制って?

できるだけ簡単に〜😊✍️

<パターンA>
エンジェル税制優遇のある企業で設立3年未満
(※ここが改正予定)の企業の株主になった場合

[対象企業への投資額 - 2000円]をその年の総所得金額から控除できる
→ 控除対象となる投資額の上限は、
総所得金額×40%と1000万円のいずれか低い方

(難)!!

税制が得意ではない私には難しい!!

そこで、具体例で考えてみると
例えば、
総所得金額800万円の人が
パターンAの企業に50万円のエンジェル投資をした場合
どれくらい税金の負担が軽減されるのか?

・・・・・・・気になりますね!

114,600円です

こちらは、エンジェル税制シミレーターという便利なツールで計算してみました。

便利ツールはどんどん使います!

◆エンジェル税制シミレーター
https://fundinno.com/questions/angel_tax


そして、もう1つパターンがあります。

<パターンB>
エンジェル税制優遇のある企業で設立10年未満の企業の株主になった場合

対象企業への投資額全額をその年の他の株式譲渡益から控除(控除対象となる投資額の上限なし)

(難)!!

これは、株式投資している人にとっても朗報なんです!!

投資で出た利益から、控除できるのです。

具体的例で考えてみると
例えば、
総所得金額800万円の人が
パターンBの企業に50万円のエンジェル投資をした場合
どれくらい税金の負担が軽減されるのか?

75,000円

ありがたい控除ですね。

国もこの制度を後押ししており、今年は改正される予定です。

◆日経新聞より◆
エンジェル税制 ネット小口出資後押し(2019/12/12)


(日経新聞より)

改正ポイント
エンジェル税制の優遇を受けるために書類の提出があるのですが、その手続きを減らすこと。
(提出資料を20から5ほどに減らす)

②現在Aパターンでは設立後3年未満としている要件を5年未満と要件を緩和する予定です。

先進しているイギリスのエンジェル税制についても書きます〜(^^)/


◆エンジェル税制の詳細は◆
中小企業庁のHPをご覧ください✍️