【BL】セラピーゲーム 上下 / 日ノ原巡 | つれづれマブりっき

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こんばんは。今日も一日お疲れ様でした。

 

今朝は雪が降っていてたくさん積もるのかと思ったら、5㎝くらいの積雪で済みました。

 

今季は今のところ雪が少ないな。

 

このままあまり降らないといいのだけれど・・・

 

 

 

 

 

さて今日の一冊は、日ノ原巡先生の作品『セラピーゲーム』上下巻です。

( 日ノ原巡先生の他作品  ⇒  シークレット✖✖✖   )

 

 

 

 

注意BL(ボーイズラブ)に興味の無い方は遠慮なくスルーしちゃってくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【story】

 

甘いササヤキなんかいらない。だって、みんな噓つきでしょ?

 

超・ブラコンで、ゲイの湊(みなと)は、バーで酔っ払いの男・静真(しずま)と出会う。

 

彼の甘やかすように触れてくる指先に絆され、ホテルで一夜を共にするが、なんと、目覚めた静真は何も覚えていなかった!

 

怒り狂った湊は、ノンケの静真をオトして見せると宣言し、ゲイ仲間と賭けをするが・・・

 

静真をオトす賭けをしていたと知られてしまった湊。

 

誤解が解け、静真が風邪で寝込む湊の見舞いにくるが、湊の兄・樹(いつき)が追い返してしまう。

 

静真に傾いてゆく心と、本気の恋に怯える気持ちの間でうずくまる湊は・・・!?

 

 

。。。。。。。。。。。。。。。

 

 

 

シークレット✖✖✖』のスピンオフ作品で、翔平の兄・静真×樹の弟・湊のお話。

 

お互いの兄弟が付き合っていることを知るのは作品後半。

 

静真が彼女にフラれたことでヤケ酒し、それを慰めた(絡まれただけ?)湊とホテルで一夜を共にすることから始まります。

 

翌朝目覚めると何も覚えていない静真に対して、湊はノンケの静真をオトすことをゲイ仲間と賭ける。

 

最初は賭けのために静真に絡んでいた湊だけれど、次第に惹かれていく。

 

静真も湊は自分の周りにいなかったタイプで、最初は迷惑がっていたものの、遊園地ではしゃいだり笑ったり甘えたりする湊に惹かれていく。

 

二人の距離が縮まって良い雰囲気になってきたところで、ゲイ仲間達と”賭け”をしていたことが静真に知られてしまう。

 

静真は事実にショックを受け湊を避け、対して湊も好きなのに自分で壊してしまった関係にショックを受ける。

 

互いに一度は離れたものの、それでも愛する気持ちが上回り、互いにもう一度話をしようとするのに、微妙にすれ違って会えない。

 

二人が想い合っているのに、どうしたらいいのか迷う心の動きが分かりやすく描かれています。

 

そしてこのすれ違いにはちゃんと意味があって、湊・樹兄弟の過去を知ることが出来ますが、思っていた以上悲しい過去。

 

悲しい過去を知り戸惑う静真だけれど、湊自身から素直な気持ちを聞けたことが嬉しい。

 

過去に囚われて前に進むことを躊躇する湊を、静真の真っ直ぐで大きな心で包み込む。

 

ここまででハッピーエンドでも十分なくらいだけれど、恋人になってからの二人のお話も良い。

 

お互いの過去の相手に嫉妬したり姿や、ちょっとしたお仕置きシーンも見ものです。

 

シリアスあり、ちょっとコメディあり、甘々なところもありと読みごたえのある作品です。

 

 

 

 

スピン元、湊の兄・樹×静真の弟・翔平のお話

 

 

 

 

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